表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

13/704

いよいよ冒険に行くことになった件「後編」

城を出る前に僕はふとあのお姫様のことを思い出した。


「あの、ちょっとだけいいですか?」

僕は恐る恐る声をかける。


「お、ああいいぞ」

エリスさんは快く返事をした。


僕は急いでお姫様の部屋に向かった。


「あのー、お姫様」

僕はお姫様の部屋の前で声をかけた。


「おお、フジワラ。ニョーチューブか?」

お姫様の嬉しそうな声が聞こえる。


「いえ、僕たちはこれから魔族を退治しに行くんです」


「そうか、しばしの別れだな…必ず戻ってくるんだぞ、そしてニョーチューブを観るぞ」

お姫様は少し寂しそうに行った。


「はい、必ず。そしたらまたニョーチューブをみましょう」


僕は笑顔で答える。そして、みんなの元に進んだ。


エリスさんたちは、門の前で僕を待っていた。


「もう、よいのか?」

エリスさんが訪ねてきた。


「はい、お待たせしました」


「徹、だれとあってたの?」


「いや、お城で知り合った人と」


「ふーん」

未来はなんだか不機嫌そうだ。


城の門をでると、兵士や村人達が歓声をあげて僕らを見送る。


こんな気分は初めてだ。僕はだれとにもなく手を降る、福原はマッスルポーズを決める。

ふと城を振り返ると窓からお姫様がこちらをみていた。僕は精一杯手をふった。


未来はその様子を複雑そうな顔で見ていたが僕は気づかなかった。


さあ、いよいよ僕の冒険が始まる。

もし、少しでも興味を持って貰えたらブックマークと☆の評価をいただければ嬉しいです

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ