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ブリザードドラゴンと戦いますの件

第128話

「まままままももののののににになおおおいががががががじじまぜざぜぜん」


「えっ?」


「魔物の匂いがしないだって?」


「徹よくわかったな」


「確かに気配が感じられないからなんとなく」


「貴様らなにものだ」

大きな声が響きわたる


「な、なんだ」

目の前を見ると、全身が水色で所々氷の結晶を纏った大きなドラゴンがいた。


「で、でかい」

「せ、せ、せ、狭そう」

カエデさん、こんなときまで天然はいいです。


「やばい、すごい力を感じる、あの僕達はこの洞窟から魔物の気配がしたのでお邪魔しただけです」


「あいつらなら我が食べた」


「そ、そうですか、じゃあお邪魔しました」

僕はそそくさと帰ろうとした。


「まて、ここに来たからには我のエサになってもらう」


「やっぱりそうなるか…、福原、カエデさん、やるしかなさそうだ」


「わかった」


「ばびっ」


ドラゴンが氷の息吹を出す。


僕はとっさに盾を出す。


盾が凍りつく。


「やばい、当たったら駄目だ」


「メガフレア」

僕は魔法を繰り出す、ドラゴンは氷の息吹きで対抗する。


炎が凍っていく。


「くそ」


「マッスルフラッシュ」


「ぬうっ」

福原の攻撃があたった。


よろめいたところに、カエデが斬りつける


「ぐおおお」


「くらえ、オメガフレ」


「まて、まつのだ」


ドラゴンが止める。


「なんだ…」


「我はお腹がすいてるだけなのだ。お前らは食べないからもうやめてくれ」


「そうか」


「そうだ、我はここに入ってくる魔物を食してただけなのだ」

「確かに俺たちが勝手に入っただけだもんな」


「すいません、縄張りに入ったのは僕たちが行けませんでした、お詫びに」


僕は魔法で沢山の食べ物を出した。


「おお、なんて旨そうな」


「これで、帰っていいですか?」


「おお、ありがたい。それとこれを持っていけ」

イヤリングのようなものを渡される。


「これは?」


「これは我を召還できるものだ、何かあったときは我を召還してくれ」


「いいんですか?」


「食事のお礼だ」


僕たちは氷の洞窟を出ていった。


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