マッスルファイト
「ほう、シャッコーがやられたか」
でかいな…
「よし、相手はでかいからマッスルお前の番じゃ」
「任された」
「まて、私の紹介をさせろ」
「めんどくさいやつじゃのう」
「私はグレイターこの鍛えられた体にはどんな魔法もきかんぞ」
「よし、いけマッスル」
「ちょ、もういい、貴様勝負だ」
「うおりゃあ、マッスルガドリング」
「ハエでも止まったか」
「なんだと」
くそ、効いてねえ。それどころか俺の腕が今ので逆にやられたか?
「グレイターパンチ」
福原は吹っ飛ばされる。
「ネーミングがダサいのう」
「グレイターキック」
福原がさらに吹っ飛ばされてしまう。
「まずい」
「まてよ、徹。これは俺の戦いだ」
崩れ落ちた壁からゆっくりと福原が立ち上がる。
ダメージは残ってそうだ…
「グレイターおめえすげえよ、俺ワクワクしてきたぞ」
おい、やめろ
「ぬおおおおおお」
福原のタンクトップが破ける。
そしてどんどんと力が増していく。
「ほほう、貴様まだ本気じゃなかったとでも言うのか」
「これが俺の本気の姿だ」
福原は上半身裸で黒光りのテカテカだった(語彙力低下中)
「ご、ゴキブリ」
ロミアちゃん失礼だよ。
「グレイターかかってこい」
「ふん、なめやがって、グレイター顔面パンチ」
福原はまともにくらうがびくともしない。
「な、なんだと」
「俺の筋肉が悲しんでいるぞ、もっと打ち込んでこい」
「なめるなぁ、グレイター連続パンチ」
福原はすべてうける。
するとグレイターの腕が吹き飛んだ。
「ぐぐがぁぁ、筋肉に私の腕が吹き飛ばされた」
何それ…
「おい、さっさとやらんか、これ以上長引くとギャグマンガになってしまう」
「仕方ない、グレイターお前の筋肉はまだまだ伸び代があったんだが。せめて俺の最高の技で決めてやる」
「マッスルシャイン」
グレイターは光に呑み込まれ消滅した。
「次の階に行きましょう」
僕はこの微妙な空気の中なんとか声をだした。
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