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神様はじめました  作者: 空の上の偉い人
2/2

〜Where am I?〜

「うわ、マジか…」


キラは洞窟を前に絶句していた。


「大きい、ですね」


ライも同じく、空いた口が塞がってない。


「俺もビックリした、こんなでかい洞窟がこの森にあったなんてな」


「いや、もっと早く教えてくれても良かっただろロキ〜」


「ごめんごめん」


僕は一応謝りながらも、中に入りたい、という欲求が抑えきれなかった。


「なあ、入ろうぜ!!なあ!?」


ふぅ、キラが空気読めなくて助かったぜ。


「いや、待て、ここまで大きければモンスターの住処にでもなってるかもしれないぞ。」


おいおいおい、マジかよ、ライ…


「なあ、どうする? お前が決めろよロキ」


「えぇ、、そういうのお前の専門分野じゃん」


「じゃあ入ろうぜ!」


ニヤニヤしながら彼はもう中に走ろうとしている。


「仕方ないですね。僕達も入りましょう」


「だね〜」





「おおおおおおおおおおお!! ここすげえな!」


「キラ興奮しすぎ」


そう言いつつも内心では叫んでる俺は当たりを見回した。


そこで大事なことに気づいた。


「おい、もしかしてこれって…」


「はい、多分そうですね。」


真顔でライは答える。


そこには、青い魔法陣が床に赤い何か……血?で書いてある。


「半径5m、色が赤、多分テレポーテーション用だな。」


「さすがは魔法博士、考えることが違うね〜」


バカにしたようにキラが答える。俺はあいつに構ってる暇はない。


「入り……ましょう」


彼は魔法陣の中に迷いなく入り込んだ。


「面白そうじゃないですか?」


「「は?」」


おいおい×6、ライからこんな言葉が聞けるなんて!


「し、仕方ないな、入ってみるか〜」


ドキドキしながらも平静を保てるよう努力する。


「そういうこと言うの俺の専門分野なんだが」


そう言いながらもキラが中に入る。


あとは俺だけかあ、まあもちろん入るんだけど。


「行こう!」


俺は中に飛び込んだ。



ん? 飛び込んだ?







気づくと俺は緑の物体の前で倒れていた。






ん?みどりのぶったい?


「うわぁぁぁあぁぁあ!」


俺はやけくそになって踏みつけた。やばい、やばい、やばい!


ピロリンッ



名字 ???

名前 ロキ

称号 下克上

パーソナルスキル(これは他の人には見えません)

・千里眼

・コピー

スキル

・変化(Lv.1)

使用可能な武器 無し






これ、なんだよ…


「お?お前もか」


「おお、キラ」


「変化、ですか」


「あ、みんな居たんだな」


多分変化っていうのはさっきの緑の物体のスキルかな…? コピーって事か……僕の推理力に拍手!


それにしても、他はどうなんだろう?






名字 ???

名前 キラ

称号 ケンカマスター

パーソナルスキル

・俊足

・攻撃力アップ

通常スキル

・パンチ(Lv.MAX)

・キック(Lv.MAX)

・剣術(Lv. MAX)

使用可能な武器

・木刀





…マジで? アイツ喧嘩ばっかしてたし、まあ当たり前か…


ってか俺にはパーソナルスキル見えちゃダメなんじゃ… あぁ、千里眼か〜


またしても俺の推理力に拍手!






名字 ???

名前 ライ

称号 恵まれた者

パーソナルスキル

・博識

スキル

・炎魔法(Lv.5)

・水魔法(Lv.5)

使用可能な武器

・マジックワンド(杖)





魔法かあ…いいなあ!


「魔法かあ…いいなあ!」


キラが全く同じことを口に出した。


「まあまあ、みんなのもいいじゃん、スキル」


「なあ」


俺は勇気を出して言った


「みんなのパーソナルスキル、言っとかない?」

千里眼はもっと便利に出来る…ハズ!

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