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涙で前が見えないほどキミを愛していた!

作者: 七瀬




僕の名前は 『岩崎 ヒナト』29歳で、食品関係の営業の仕事をしている。

彼女の名前は 『中村 メイヤ』25歳、看護婦の仕事をしていた、、、!



僕たちの出会いは、、、?

僕が仕事で取引先の会社に行く途中で、車で事故に遭い、、、。

運ばれた病院で彼女が看護婦として! 僕に接してくれたところから始まる!



事故と言っても、、、?

僕の方も相手の人も、大した怪我じゃなかったんだ、、、!

僕は右足を捻挫した程度で、、、。


相手の人も、かすり傷ですんだ、、、!


事故の原因は、、、?

相手の人の、よそ見運転が原因だ、、、!

丁度、携帯電話に電話がかかってきたらしく、電話に出たところで

僕の車と事故に遭ったんだ、、、!


相手の人は、申し訳なさそうに、、、何度も何度も僕に頭を下げていたけど?

僕は、、、【心配ありません! 頭をあげてください!】と何度か言った!


後は、、、?

警察と相手の保険会社に任せて、話は終わり...。



僕は事故に遭った事で、彼女と知り合えたから、、、?

僕にとっては、ラッキーだったと思う。



些細なキッカケから、僕と君はどんどん距離を縮める事が出来たよね!


僕が君に、こんな事を言った事から始まったんだ、、、!


『中村さんは、看護婦の仕事が長いんですか、、、?』

『えぇ!?』

『まだ、、、若そうだし!』

『まあ~ここの病院に来て4年目になりますよ!』

『そうなんだ~中村さんは、彼氏とかいるの、、、?』

『いません! 不規則な仕事なので、そういうイイ人がいればいいんですけどね!』

『・・・あのう? 僕みたいな男は、、、どうですか?』

『えぇ!?』

『タイプじゃないか~アハハ~』

『タイプじゃないけど、、、? カッコイイとは思いますよ~!』

『えぇ!? 本当ですか?』

『岩崎さん! モテるでしょ?』

『全然モテませんよ~もし良ければ、、、今度! ご飯でも一緒に食べに行きま

せんか、、、?』

『・・・あぁ、考えておきます。』

『友達からでいいんですよ~軽い気持ちで、どうですか、、、?』

『・・・それなら、まあ、いいですよ~!』

『じゃ、また! 連絡しますね!』

『あぁ、はい! 待ってますね!』

『はい。』



こうして、僕と君はよく会う仲になったね、、、!


『今日は、水族館がいいな~』

『いいよ! それより大丈夫なの? 夜勤明けだよね、、、?』

『大丈夫! ヒナトの運転中は助手席で寝てるから、、、!』

『あぁ、それがイイ! 着いたら、起こしてあげるよ~!』

『うん!』





メイヤは、どんなに仕事で疲れていても、、、?

僕とのデートには、必ず来てくれた。


僕の運転する車で、助手席にはメイヤがいてスヤスヤ寝ている姿を見ていると?

僕は、それだけで幸せだったんだよ、、、!





そしてメイヤとは、、、?

1年付き合って、結婚の約束もしていたんだ、、、!


『ねえ、メイヤ! 僕と結婚してくれないか、、、?』

『えぇ!? ・・・あぁ、はい。』

『良かった! ずっと僕の傍にいてください!』

『うん。』





それなのに、、、。


いつものように、、、!

僕とメイヤがデートで、僕の運転する車に乗っていた時、、、?



また、僕は事故に遭ってしまった、、、!

僕が助手席で、寝ているメイヤに見とれている時......。


【キキキィーーーー!】


後ろから、居眠り運転していた大きなトラックが僕たちが乗っている車を

ガードレールまで寄せてきてそのまま、トラックとガードレールに挟まれて

車は、見るも悲惨な形になってしまった、、、!!!



僕は左足骨折と右足を10針縫う怪我で済んだんだけど、、、?

メイヤは、帰らぬ人になってしまった、、、。




僕は、メイヤの亡くなった姿を見て、、、!

目にいっぱい涙をためて前が見えないほど、、、。


こんなにも、僕はメイヤを愛していたと知った、、、!


【何故? あんな事に、、、!?】


何度も何度も、考えたのだけど、、、? 

メイヤは、もう戻ってこない、、、!


『どうか神様! メイヤを僕のところに返してください!!!』


・・・・・・願いは、どこにも届かない!




最後までお読みいただきありがとうございます。

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― 新着の感想 ―
[一言] まさかのバッドエンド…。切なくなりました。 脳内補完で、このあと神様が現れ、生き返らせた展開を妄想します笑
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