涙で前が見えないほどキミを愛していた!
僕の名前は 『岩崎 ヒナト』29歳で、食品関係の営業の仕事をしている。
彼女の名前は 『中村 メイヤ』25歳、看護婦の仕事をしていた、、、!
僕たちの出会いは、、、?
僕が仕事で取引先の会社に行く途中で、車で事故に遭い、、、。
運ばれた病院で彼女が看護婦として! 僕に接してくれたところから始まる!
事故と言っても、、、?
僕の方も相手の人も、大した怪我じゃなかったんだ、、、!
僕は右足を捻挫した程度で、、、。
相手の人も、かすり傷ですんだ、、、!
事故の原因は、、、?
相手の人の、よそ見運転が原因だ、、、!
丁度、携帯電話に電話がかかってきたらしく、電話に出たところで
僕の車と事故に遭ったんだ、、、!
相手の人は、申し訳なさそうに、、、何度も何度も僕に頭を下げていたけど?
僕は、、、【心配ありません! 頭をあげてください!】と何度か言った!
後は、、、?
警察と相手の保険会社に任せて、話は終わり...。
▽
僕は事故に遭った事で、彼女と知り合えたから、、、?
僕にとっては、ラッキーだったと思う。
些細なキッカケから、僕と君はどんどん距離を縮める事が出来たよね!
僕が君に、こんな事を言った事から始まったんだ、、、!
『中村さんは、看護婦の仕事が長いんですか、、、?』
『えぇ!?』
『まだ、、、若そうだし!』
『まあ~ここの病院に来て4年目になりますよ!』
『そうなんだ~中村さんは、彼氏とかいるの、、、?』
『いません! 不規則な仕事なので、そういうイイ人がいればいいんですけどね!』
『・・・あのう? 僕みたいな男は、、、どうですか?』
『えぇ!?』
『タイプじゃないか~アハハ~』
『タイプじゃないけど、、、? カッコイイとは思いますよ~!』
『えぇ!? 本当ですか?』
『岩崎さん! モテるでしょ?』
『全然モテませんよ~もし良ければ、、、今度! ご飯でも一緒に食べに行きま
せんか、、、?』
『・・・あぁ、考えておきます。』
『友達からでいいんですよ~軽い気持ちで、どうですか、、、?』
『・・・それなら、まあ、いいですよ~!』
『じゃ、また! 連絡しますね!』
『あぁ、はい! 待ってますね!』
『はい。』
▼
こうして、僕と君はよく会う仲になったね、、、!
『今日は、水族館がいいな~』
『いいよ! それより大丈夫なの? 夜勤明けだよね、、、?』
『大丈夫! ヒナトの運転中は助手席で寝てるから、、、!』
『あぁ、それがイイ! 着いたら、起こしてあげるよ~!』
『うん!』
*
メイヤは、どんなに仕事で疲れていても、、、?
僕とのデートには、必ず来てくれた。
僕の運転する車で、助手席にはメイヤがいてスヤスヤ寝ている姿を見ていると?
僕は、それだけで幸せだったんだよ、、、!
そしてメイヤとは、、、?
1年付き合って、結婚の約束もしていたんだ、、、!
『ねえ、メイヤ! 僕と結婚してくれないか、、、?』
『えぇ!? ・・・あぁ、はい。』
『良かった! ずっと僕の傍にいてください!』
『うん。』
▽
それなのに、、、。
いつものように、、、!
僕とメイヤがデートで、僕の運転する車に乗っていた時、、、?
また、僕は事故に遭ってしまった、、、!
僕が助手席で、寝ているメイヤに見とれている時......。
【キキキィーーーー!】
後ろから、居眠り運転していた大きなトラックが僕たちが乗っている車を
ガードレールまで寄せてきてそのまま、トラックとガードレールに挟まれて
車は、見るも悲惨な形になってしまった、、、!!!
僕は左足骨折と右足を10針縫う怪我で済んだんだけど、、、?
メイヤは、帰らぬ人になってしまった、、、。
僕は、メイヤの亡くなった姿を見て、、、!
目にいっぱい涙をためて前が見えないほど、、、。
こんなにも、僕はメイヤを愛していたと知った、、、!
【何故? あんな事に、、、!?】
何度も何度も、考えたのだけど、、、?
メイヤは、もう戻ってこない、、、!
『どうか神様! メイヤを僕のところに返してください!!!』
・・・・・・願いは、どこにも届かない!
最後までお読みいただきありがとうございます。