表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
パラレルワールドの君へ。  作者: ジャンケン敗者
7/8

移動中...

遅くなってすいません!

速く投稿できるようにします。

「そういえば僕しかパラレルワールドを引き剥がす。つまり移動できないんじゃないのか?」

「いえ、既に行ったことがある世界には行くことができるんです」

「そうか。そういえばなんか酔う気がするんだが?」

「はい。少し時間がかかりますし、他の世界を避けなければいけませんから」


そうか。当たったらどうなるんだろう?


「その世界に取り込まれます」

「怖いな。そういえば、殺された回数が一番多いのは魔王じゃないのか?」

「はい。よくある質問です。魔王になる人は大体がドッペルゲンガーが居ない場合が多いのです。まぁ、助かっていないという世界が多い為ですね。」


そうなのか。助かっていない世界...か。

僕が壊したのは296個だな。


「そんなにも気にしないでくださいよ。」

「え?296個よりも世界を壊したのが多いのもいるのか?」

「いや滅ぼした世界の数では桁が一つや二つは違いますが、壊れた世界の中ではましですからね?」


やっぱり桁が違うじゃないか。

ましってことは?


「ましっていうのは酷さのことです。他の世界なら人類全て死亡とか氷漬けですよ。

ですがあなたの滅ぼしたものは全て一国がなくなったくらいですよ」


それでもやばいな。


「しかも、なくなった国といっても悪い国王がいるところだったりだとか、元々劣悪な環境だったんです。はっきりいって逆に良くなったくらいです」

「それでも、殺した罪は消えないだろ?」

「まぁ、一般的にいえば消えたことにはなりませんが、拒否することもできるんですよ?」


え?そうなのか?


「神様の数え方は1柱って数えるんですけど柱の数、神力ともに最強無敵を誇る日本神がどんな手を使っても償わせます。つまりその拘束を逃げ切れる人のみ償わないでいいんですよ。強さでいったら世界を丸ごと消滅させることができて目的の人以外を全て再生させることが出来るくらいですね」


...は、はは、乾いた笑いしか出てこない。


「そろそろつきそうですね。心の準備は大丈夫ですか?」


「おう!」


自分たちは世界に取り込まれた。

296分の1つ目の世界に。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ