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1 彼女との出会い。
あれは少し前のことになる。
まだ僕が犯した罪を知らなかった頃。
例外が起こったのだ。
普通は憂鬱な学校に行こうとした時、珍しく雪が降ったのだ。
「雪が降ることは決まっていたけどね。」だとは言われたけれど、他の世界は僕みたいにならなかった。
僕は珍しく人を助けたのだ。
前を歩いていた人、つまり彼女が雪で滑ったのだ。
助けるつもりはなかったが前から倒れてきたら助けるだろう。
それで助けたのだ。
そうしたら、「貴方を探していました。」と言われたのだ。
「探してもう数年は経っていたんだよ。
まさかとは思ったけどね。」と後日語られることになるがそれは今度で良いだろう。
これが彼女との初めての出会いだった。
そんな感じでこの物語は時を流し始めることになる。