エピローグ
頑張ります。
“パラレルワールド”というものを知っているだろうか?
この世界は一つではなく、無限にある世界の中の一つというものだ。
仮に君の世界の君は僕の世界の君と違うかもしれない。
名前が違ったり、血液型が違ったり、顔が違ったり、そもそも存在さえしていないかもしれない。
僕の世界での僕は幸せだ。
そこそこ運動ができて、そこそこ勉強ができて、そこそこ裕福な家庭に生まれ、そして
とても優しい彼女がいる。
特異点と言ったらその“とても優しい彼女がいる。”という点である。
その点だがその“優しい彼女”という人が僕に教えてくれた。
“この世界ではない君は何故か、絶対に不幸になっているの。あなたの犯した罪のせいでね。”
と言われた。勿論信じれなかった。
ものの数秒後には変えられてしまうが。
教えられてしまったのだ。パラレルワールドの世界を。
僕がどうやってそれを手にしたかについては後々話すとして。
僕の世界ではない世界で、もしかするとこの僕が生きている世界が見えている世界があるのならば、僕は声を大にして言いたい。
「この世界の僕は幸せだ‼︎」
と。
前置きが長くなったところでこの世界の僕はここに決意表明をするとしよう。
「全員幸せにしてやる!」
だなんてくさいけどね。