プロローグあるいはもはや終わった勇者の話
BJ的な物語に成る予定。プロットなしの思いつき投稿なので実は未定。思いついたら投稿。
この世界は一度滅びかけました。
けれど滅びませんでした。
神様が救世主様を使わせてくれたのです。
これは誰もが知る昔話でした。
しかしこれが事実である事が解りました。
またも世界が滅びかけたわけではありません
救世主様を呼ぶには命が必要でした。
欲深な人間が命をかけられるわけも無くただの昔話になっていったのです。
しかし救世主様を呼ぶ方法を与えられた事を根拠に自分達を選ばれた一族であると傲慢になっていたこの国の王は思い付きました。
この国のために命を捧げられる人間を作り出せば良いのでは?と
純粋に育てるために名すら与えられなかった巫女は王の望みどうり国のために命を捧げました。
救世主様は名も無き巫女の望んだとうりにこの国を救います。
心やさしき人々が笑顔で暮らせるように
それは王の望んだものではありませんでした
王は救世主様を利用しようとしましたが気づいた時にはもう手遅れでした
救世主様はその不思議な力を使って人々を救いました
やがて救われた人々の中から英雄と呼ばれる人が現れ始めました
彼らのほとんどは貴族に虐げられていた人々でした
救世主様はそんな一団の中心でした。
もはや国の敵だったのです
ですがもはや王には何も出来ません
救世主様に救われ育てられた英雄達の時代の幕開けでした
救世主様は巫女の望みを叶えました。
巫女にとって国とは民のことだったのです
望みを叶えた救世主様は帰ってゆきました。
しかしただ帰ったわけではありませんでした
この世界がもう救世主様を呼ばなくて良いように力を置いて行きました
宝を捧げよ
力を見つけだし宝を捧げることができれば貴方も英雄の一人に成れるかもしれません。
この世界の召喚勇者はゲームの召喚獣よろしく攻撃したら帰ります。当たりの方の神様が管理している世界です。