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チート戦線、異常あり。  作者: いちてる
7.5章 外道五輪
193/351

嘉神アンリ

別にコメントを貰ったからではなく、最初からこのつもりでした



 時系列は早苗の安否を確認した後


 真百合と再び合流する。


 複製を用意しているとはいえ、その戦闘力は本体の俺とは比べ物にならない。


 やはり今ここでの護衛は俺がやらないといけない。


 真百合は瓦礫の山から使えそうなものを、漁っている。


 なお、絶対に服は汚れません。


 超悦者スタイリストだからね。


「嘉神君。結局あの子どうするの?」


 真百合が指差したのは、気を失っている1人の女の子。


 支倉罪人の忘れ形見。


 名を支倉・リンクイナ・アンビ


 ゴスロリ服を着た女の子


 髪の毛の色は、黒っぽく見えるが、多分染めている。


 普段母さんが白から黒に染めるのを見たことあるから、何となくだけどそう言うのが分かるようになってきた。


 多分異能力者だと思わせないように、特徴である髪の色をごまかしていたのだろう。


 健気な努力である。


「うーん」


 ここに来た当初は、真百合に酷い事をした支倉罪人への嫌がらせが主であり、そのためにアンビちゃんを(できるだけ酷く)殺そうとした。


 その罪人がどこかへ行ってしまったため、ぶっちゃけもう殺す理由はない。


 でもなあ。


 俺個人が殺す理由はないと言っても、かといって無罪放免というわけにもいかないんだよな。


 明らかに計画を知っていたはずだ。


 ただ全世界同時単発テロを黙認した罪状は、死刑にはなり得ない。


 アンビちゃんはぱっと見未成年なのも問題だ。


 最悪今ここで俺が殺したことにしておいた方が、一番平和なのかもしれない。


 勿体ないから人質として生かしておいたが、その人質の為に、構成員がテロ行為に走るのはよくある話だ。

 それを防ぐために、ビン・○―ディンをアメリカ軍が取り押さえられたのにも関わらず殺したのは有名な話だろう。


 決めた。


「先延ばす」


 大きな画用紙を作り出し、そこにアンビちゃんを閉じ込めた。


 テロが始まる前だったら彼女のギフト、存罪証明クローンパラドックスで次元変換を防げたはず。何故なら対のモノがある限り形が変わらないということは、次元も変わらないということだから。


 だがプロジェクトノアにより、全てのギフトが一度キャンセルされた。


 よって今彼女は耐性があるかどうかは分からないが、次元変換セカイには無防備。


 難なく俺のギフトはその効果を示した。


「取りあえず時間が出来た時にもっと真剣に考えることにする」

「そう。ところで嘉神君。あなたはその能力を自分で受けたことあるの?」


 真百合の質問をうけ、ちょっと過去を振り返る。


 そういやそもそも人を二次元化したことはない。


 正確にはあるかもしれないが、憶えていないくらいの数だ。


「人に使って平気?」

「さあ?」


 別に死んだところで困るわけじゃないし。

 殺さない理由がないだけで、死なせない理由も待たないのだ。


 死んだら死んだで、天の思し召しがあったんだろう。




 そんな感じでアンビちゃんを回収したのだが…………




 10日間ほど忘れてました。


 いやーうん。


 本当に申し訳ない。


 これはうん。はい。


 ごめんねと素直に謝らないと。


 言い訳させてほしい。


 全世界を真百合と共にテレポートして、致命的な箇所を俺が治す。


 形に見える被害は少ないが、どこもかしこもトップがいないというのが、今起きている被害の最たる原因とも言っていい。


 当たり前だが、ギフトを持つという事は、他とは違うことができるという事。


 ほとんどの企業は重要なポストに置く。


 その人が、突然の死亡もしくは離脱した。


 どうすればいいか分からないし、勝手に変なことをしてもそれが正しい方向に向くかも確実じゃない。


 だからこそ一度全ての指揮を一つにした。




 比喩でも何でもなく、真百合は一時全世界を共産世界にした。




 資本主義も社会主義も、トップさえ有能だったら、ぶっちゃけどっちでも成功する。


 その難易度に違いがあるがという注釈がつくが、少なくともこんなの真百合以外に出来ない。


 その真百合すら、この一時の共産主義の世界を見て


「20年が限界ね」


 と呟くほど無理があったのだが、1秒でも成立させた彼女がおかしいだけだ。


 何度だって言ってやるが、俺達の中で真百合こそが一番大概だ。


 そんな中で俺はただ彼女の手伝いをする。


 これがどれほど忙しいか、そして重要なのか、言わなくても分かってほしい。


 他のことに構っていられる余裕はないのは、察してくれ。




 で、再び世界全体を資本主義に戻して(今から戻しますといって戻させるのも、どう考えてもおかしいが)ようやく仮眠をとり、夢で神薙さんに優しく注意され思い出した。


二次色の筆レインボードリーム


 神薙さんが完全睡眠をかけていなかったら、10日間ほど光も音も痛みもない世界を彷徨っていた。


「あっ」


 仮にそうだったらアンビちゃんの精神は、殺してやった方がマシな状態になっていた。


 だが先に言った通り催眠術をかけてもらっていたため、その間の記憶はほとんどない。


 精々記憶があるのは5分ほどらしい。


 何なら真百合の記憶も何とかしてほしいというのがツッコミどころとしてあったのだが。それは言わない。


 なんというかあの人に真百合を弄らせたら、大変なことになりそうだとどこかで感じ取っていたからだ。




 まあ、結果的に言えばそれは正解だと後になって分かるんだが、そこはまた別の話だ。




 仮にもしもを加え、仮にもしも音も光も痛みもない世界に10日間閉じ込められていたら精神が死ぬだろう。5日で壊れ、3日で病む。


 2日で服従を覚え、1日で反抗心が無くなる。


 だが5分だったら? 5分間だけの監禁者に好意的な感情を芽生えてくれるだろうか。


 追加して、そいつが自分の祖父や兄弟といった家族を皆殺しした犯人だったら?


 答え合わせをする必要が無いと思うが、答え合わせをしよう。


「死ね! 死ね!! 死んじゃえ!!!」


 ブチギレである。

 ロリがきれても全然怖くないが、地味にお腹が痛い。


 なんか超悦者スタイリストの攻撃を習得している。


 二次元の世界で無を習得したのだろうか?


 まあいい。


 怒るだろうってことは真百合から説明してもらったから知っていた。


 そのために5分開放するのに時間がかかったが、そこは言わないでおく。


 どのみちこれ以上嫌われることは無い。


 マイナスにカンストしてるんなら、どんな酷い事をしてもプラスマイナスゼロとも言える。


 ただ暴れられるとやっぱりマイナスになるので、そこは力ずくで押さえさせてもらう。


 超悦者スタイリストに男も女も無いが、俺とアンビちゃんの力の差は歴然。


 そして色々な国を真百合と回ったことで確信した。


 頂上サミットで少し自信を失いかけたが、俺はこの地球上において最強クラスといっていい。


 クラスが残っているのは、王陵君子と母さんがいるからである。


 あれから何度かあったが、100回戦したら3回か4回勝てるかなというのが、俺から見た帝王様の評価だ。


 母さん? 0:10で無理。


 また神薙さんやメープルは宇宙の果てまで追放するべき存在なため、地球上という条件を入れさせてもらった。


 やっぱ最強やな(確信)


 はあ。


 夢で神薙さんに「主人公最強モノのくせに俺の扱い悪くないですか? たまには負けてくれません?」と聞いたら、「お前俺をタグ程度で縛れると思ってんの?」という納得するしかない超理論で返された。


 前から思っていたが、なんやねんあいつ。


 ごほん。


 話が逸れた。


 今は押さえつけているアンビちゃんの事を考えなければ。


「えっと、なんだっけ?」


 あ、そうそう。

 アンビちゃんが怒って押さえつけていたんだ。


 強くなりすぎると抵抗すら手応えが無くなるから、それはそれで困るんだよな。


「ふむ」


 実はもう俺個人の答えは出ているのだが、考えているスタンス。


「どうしたい?」


 やはりというか最初からそのつもりなのだが、取りあえず本人に意見を聞く。


 叶える気は毛ほどしかないが。


「お前を・・・殺す!」

「ファンタジーの話したいなら、なろう読めば?」


 なろうといえば、訳の分からない相手から、チート能力を貰っているという点で、俺も異世界系主人公とほぼ同じなんだよなあ。


 明確に違うのは、内面的イケメン具合と、与える係がめっちゃ関わってくることか。


 また話が逸れた。


 うーん。


 なんか強くなってからメタ対応が出来て、余計なことを考えやすくなる。


「実際アンビちゃん、現状分かってる?」

「う ぅうぁ」


 あーあ。泣き始めた。

 せーんせいにいっちゃーろ。


 で、この場合先生に密告した場合怒られるのはアンビちゃんになるんだよな。


 ま、無視無視。


 取りあえず泣き止むまでデコピンでもして、黙らせる。


 はい、静かになるまで3分かかりました。


 先生悲しいです。


「まずは重要なとこから決めていこうか。生きたい? 死にたい?」

「…………」


 アンビちゃんは睨みつけて答えようとしない。


 そういうのいいからさっさと答えてほしい。


「ねえ。聞いてる?」

「……勝手にすれば」


 己の生死にはもう関心が無いらしい。


 ただ勝手にしろと言われてもね。


 最初からそのつもりでいるからなあ。


「支倉罪人は生きてるよ」

「え?」


 諦めから驚愕にシフトする。


 嘘じゃない。


「ただ異世界に飛ばされているからここじゃない所にいる」


 これから話すのは事実のみだ。


「でもそれって」

「死んではないし、記憶を失っているわけじゃない」


 普通に生きている。

 普通じゃない所で普通に生きている。


「アンビちゃんからすれば、俺なんかに何が分かるって思いそうなんだけど、それでも言わせてもらうぞ。あんたの爺さんはここで異世界に転移したから諦めるような奴なのか?」

「……ちがう」


 よく分からないが、多分そういう輩なんだろう。


 真百合が言ってた。


「もしも御爺様が生きているのなら、アンビも生き続けないといけない」


 あっそ。


「……でもそれは、お前が嘘をついていない話。お前嘘つきだから、信じれない」


 そりゃ色んな意味での戦犯である俺からじゃなくても、異世界に飛ばされたなんて信じることは難しい。


「じゃあどうするの? 嘘をついていると信じてやっぱり死ぬ? それでもいいよ」


 個人的には生かしておきたいつもりではある。

 ただし『どうしても』といわけではなく、『どちからといえば』が文頭に着くが。


「前提条件として、俺は善意でしか動いたことないからな」


 人間は70%が水分で構成されているが、俺は100%善意で出来ている。


「お前はアンビを生かして、何がしたいの」

「それ聞いちゃう?」


 説明しようかどうか、迷うこと10秒。


「あのさ、俺はこらから父さんと住むことになるんだ」

「は?」

「今までは母さんと二人暮らしだったんだけど、なんか借金完済したから一緒に住むって言い出して、俺は反対したけど、母さんはのる気なんだ」


 というか最初からそう言う計画だったらしく、俺に伝えたのは事後報告だった。


「アンビちゃんならちょっと分かってくれるかもしれないけどさ、父さん。愚図なんだ」

「なにそれ? お前ホント何言いたいの?」


 この流れでは、誰であろうと理解できない。


「まあまあ。もうちょっとで話終わるから少し黙って聞いてて。それでさ、俺も考えたんだ。あいつとたまに顔を合わせるならまだしも、ずっと一緒に暮らせるのかって。その答えはギリギリでYESだった」


 ただ本当にギリギリだった。


「でもな。ここで1つ恥ずかしい話をしないといけない。俺は全く家事ができない」


 本当に、これっぽっちも、一切出来ない。

 自信をもって無能と言える。


「今までは母さんがしてくれてた。部屋の掃除も食事も下手くそながらしてくれた。ただ、それが父さんに変わるとなると、俺の理性が待ったをかけた。どれだけ飯がうまくても、どれだけ清潔を保っても、あいつに内部を触られるのは、生理的に受け付けない」


 ここまで言ったら分かってくれるんじゃないだろうか。


「お前――まさか」


 良かった。


 孫娘の教育はしっかりとしてくれていたようだな。


「うん。家事の手伝いしてくれない?」


 丁度いい手足が増えた。


「なんでアンビがそんなこと」


 なんでの理由は存在しない。


「いやアンビちゃんじゃなくてもいいんだよ? ただ俺は自分では絶対に出来ない。複製体も地獄の亡者も、出来る限りの術は全部試したけど無理だった」


 正直、俺の家事の出来なさは『物語』として決まっている。

 そういうものだと、すでに諦めた。


 だが諦めた所で、炊事掃除は俺に付きまとう。


 超悦者スタイリストは何かを食わなくても1カ月は普通に生活できるんだが、それとこれとは別に、物は食いたい。


 衛生面は問題なくても、汚部屋は避けたい。


「だから誰かにしてもらわないといけない」


 真百合が自分こそはと提案したが、それは流石に断った。

 親しき中にも礼儀あり、一緒に住んでくださいなんていうのは、真百合にどれだけの損害を与えるのか。


 そんなことになるくらいなら、俺は野たれ死ぬことを選ぶ。


「支倉のお陰で、俺もお金はあるから気にしなくていい。かといって家政婦を雇うのも信用できない」


 何が悲しくで自分の懐に、他人を入れないといけないのか。


 だがそれでもやらないといけないとしたら、支配できる人にやらせるべきだ。


「だからこそアンビちゃんに白羽の矢がたったわけだ」


 白羽の矢って、撃たれた家が村の生贄になることが語源なわけだから、ある意味今回は文字通りにそうなる。


 俺の生贄になってもらう。


「あ、そうそう。俺から離れて生きるのは無理だから」

「なんで」

「普通にアンビちゃん世界中から疎まれてるし」


 支倉罪人は全世界に同時生放送を行った。


 その際に彼女の顔は出なかったが、声は中継されたのだ。


 顔を見られても問題はないだろうが、声を出したら一瞬で大問題に発展する。


 仮に声を上げて助けを呼ぼうものなら、リンチする人が増えるだけ。


 対して俺は世界を救った英雄様。


 生き残りを見つけて始末していたといえば、誰一人として否定意見を出せない。


 まともな思考回路を持てば、女の子なんだから許せなんて言うことはできない。


 中にはまともな思考を持つことができない悲しい馬鹿がいるが、それはお察しなので考えないものとする。


「自力でお金稼げる?」


 お嬢様にそんなこと出来るのか? いや出来るわけがない。


「春を売るなんて選択肢を選ぶとしたら、犯罪だから全力で止めるからな」


 例えしないと少女の人生が終わるとしても、未成年者の売春行為は犯罪です。


「だから結局生きるのなら、俺と共に生きるしかないんだ」

「お前……ほんっ……と…………最ッ低っ!」


 前も聞いたな。

 どうやらその前すら更新する勢いだったようだが。


 これで一先ずのプレゼンを終えた。


 しかし最終決定をするのは自分自身になる。


「これが最後だ。沈黙は死と認識する。答えは2つに1つだ。生きたい? 死にたい?」

「……5分待って」


 まさかの3択だった。

 俺の考えが及ばなかった。


「いいよ。ただしどんなに伸ばしても10分だ」


 それ以上伸びたら殺す。


 しかしアンビちゃんはそんなことをなかった。


 きっちり5分で決めた。


「アンビは――――生きる」


 俺としても望んだ答えが返ってきた。


 無駄な殺生は好みじゃないんだ。


「そう。じゃあ早速これからのことを決めようか」


 とはいっても、決めたことはほぼ俺の要望のごり押しだったが。


 まず、支倉・リンクイナ・アンビは死ぬ。

 かわりに嘉神家の養子として、嘉神アンリが誕生した。


 公表はしないが、震災孤児として嘉神家が引き取ったというのを、共通認識とする。


 しかし、家の中では小間使いをしてもらう。


 主にやることは掃除とゴミ捨て。


 飯は買い食いで補う。


 週休2日だが、常に俺からの監視が必要。

 どのタイミングで休むかは、最低でも前日までに申告し、許可が下りないと休めない。


 連休はNG


 衣食住の金銭は全てこちらが負担し、日給5000円を報酬として支払う。

 ギフトは放棄する(父さんに奪わせる)


「それとさ、これを渡す」


 渡したのは、刀身が半分以下になった短刀。


 天我の残骸にして、支倉罪人の(死んでは無いが)遺品になる。


「これ……どうして」


 勿体ないから回収したが、ギフトを回しまくって戦う俺と、異能力全てを否定するこの刀は、相性が悪い。


 折れたことで、その効果範囲が3㎝程度になったとしても、やはりまだ相性が悪い。


 かといって放置は良くないし、使わないともったいない。


 恐らくこの刀は、対神にも有効。

 むしろ対神こそ、真価を発揮しそうな臭いがプンプンする。


 真百合に持たせることも考えたが、この刀罪人の体液がびっしりとこびり付いているため、渡すには忍びない。


 この時点で俺の知り合いに、渡せる相手がいなかった。


 無論、アンリちゃんを除いて。


 で、アンリちゃんにこれを渡す場合問題になってくることがある。


 寝首を掻かれる可能性を否定できないってことだ。


 しかしもはやそれは、ゼロじゃないが、限りなく低いと豪語できる。


 俺が最初に持っていることを話さなかったのは、それを見極めるためだ。


 アンリちゃんの殺生権は、既に俺が握っていると説明し終えた。

 ギフトがあれば、生き残れる可能性はあるが、奪ってもらうと約束を取り付けた。


 俺を殺す場合、どんなに頑張っても刺し違える必要がある。


 だがそれをしてしまうと支倉罪人との再会を果たせない。


 一度彼女の優先順位を生存としたことで、二番目に取りそうな俺の殺害を誤魔化したのだ。


「いざとなったら俺が使うが、その時以外はアンリちゃんが持っていてほしい」

「……分かった」

「大切にするんだよ」

「うるさい」


 これにて嘉神アンリが、正式に誕生しましたとさ。


 あとこれ、父さんと母さんには事後報告で通しました。


 勝手に決められたことに対する、意表返しのつもりです。





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