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チート戦線、異常あり。  作者: いちてる
7章後編 プロジェクト ノア
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嘉神一芽の真髄



作者は嘉神一芽の能力を50前後にしたことを後悔してます。










100~200にしとけばよかった。






五行改めペンタゴン 五行を操るギフト

無彩鮮明モノクロサイト 光と闇のギフト

鬼神化オーガニゼーション 人体再生のギフト

片隅の埃ダストボックス 記憶をいじくるギフト

また明日バイベイビー 眠らせるギフト

天頂桟下敷クリアフィルター 浄化するギフト

後の正面バンブーバンブー 背後をとるギフト

萎え切ベストカップリング やる気を奪うギフト

合醜酷ユナイテッドキメラ 合成するギフト

無地の幼女カスタムメイク 構造を変えるギフト

私が機械ですアイアムマシン 機械を仕込むギフト

真珠湾の思い出リメンバーパール 操縦が上手くなるギフト

お解り頂けたでしょうユーキャンアンダースタンド 理解させるギフト

貧困涯スライム 液状化するギフト

衰えた新兵スティックインエルボー 鈍らせるギフト

聖職者の一声ポープホープ 洗脳するギフト

特製隷オールオールナッシング 均一化するギフト

秒帰り地獄巡りサマーソルトツアー 死者を生き返すギフト

金剛秋桜コスモズ 天体を支配するギフト



行けたら逝くレットノットゴー 引き延ばすギフト

国民的娼婦フォアアイプラスプラス 繰り返すギフト



王手飛車角金取りトリプルチェックメイト 三手先までよむギフト

隣の芝生は蒼かったアポロサーティーン 幸運をかすめ取るギフト

集束活動フォーカスアクティビティ 集束するギフト

シュレディンガーヘイトの猫鍋キャット 量子を操作するギフト

嶺上解放フルブルーム 流れを掴むギフト



指振り腰振りクレイジーメトロノーム ランダムでどこかに飛ばすギフト

天時新命ヘブンズニューライフ 時空間操作のギフト

大江戸七色ガミットストーカー マーキングした所に行けるギフト

超新星に願いをベイス・ボール 世界を犠牲にして願いを叶えるギフト



逆転神話マルバツオルタナティブ 性質を逆転させるギフト

見逃さしてやるテイクエスケイプ 狙われないギフト

不滅神話ゴッドブレス 息を止めている間無敵になるギフト

王賊の財宝レッドストローハット 能力を譲渡するギフト

そしてお前オンリーだけになったニガー 妨害を受けないギフト

上溺アップアップ グレードを上げるギフト

三重苦の遺言ヘブンキラー 即死させるギフト

吸血鬼の遺影ノンノスフェラトゥ 不死者を殺すギフト

コロンブスの温泉卵ゴールデンエッグ 復元不可のギフト

役起たずノーテン 失敗させるギフト

つまる物ですがプレインプレゼント お返しするギフト

赤髭土管レギュレーションタートル 殺した数だけ残機を増やすギフト

事故愛ライクマイセルフ 殺されない限り死なないギフト

罪深き野菜畑シン・サラダバー 殺されても死なないギフト

お後でどうぞオータムギフト 絶対先制のギフト

掛金は言値ベットバッドバッド ゲームに負けた方が死ぬギフト

御目遠石バックメドゥーサ 背中を見たら殺すギフト

どうでもいい奴フロントウォール 記録されないギフト

真相は床の中イエスノーベッド 真偽を判定するギフト



所詮は御飾ドントワナビー ステータスを無視するギフト



封剣守偽ロックンロール 封印するシンボル」




「「…………」」

「ふっ決まった」


 支倉トミーも支倉ユエンも当然息がない。

 オーバーキルそのものだ。


「どうだ一樹。これが父さんの強さだ。少しは尊敬してもいいんだぞ」

「尊敬? どこが? 何50個で甘えてるんだ。500個出せ」


 何処とは言わないがあそこは900くらいやったんだぞ。

 50個で自慢したら鼻で嗤われてしまう。


「まあいいや。父さんが嗤われようが他人の俺には関係ないし。ただいくつかそれでもツッコミを入れないといけないのがある」

「なんだ」

「ネーミング。何あれ」

「別にギフトの名前なんて今まで気にしたことなかっただろ」

「それは今まで気にしないでいいような内容だったからだ。何だあれ、喧嘩売ってんの?」

「どれが?」

「あれとあれとあれとあれ」

「あれじゃわからん」

「分からんように言った。分からんなら……気にしないでください」


 父さんに敬語を使ったんじゃないです。

 俺が使った相手は察してください。(父さんが)何でもしますから。


「言及はここでしなくていいや。能力をスルーするのは勿体ないし、それに解説入れないと分かんないのもあるだろう。まずだけど行間……二呼吸あけたらクラスが変わるって考えていいんだよな」

「そう。最後のシンボルは『法則』だが、それ以外は『論外』から『時間』とどんどんクラスが上がっていく」

「だったら、所詮は御飾ドントワナビーって『物語』なのか?」

「ああそうだ」

「でも『法則』は『物語』の能力を手に入れられないんじゃなかったっけ?」

「勘違いしている。確かに父さんの口盗めリップリードは『物語』のギフトを奪うことはできない。ただそれは父さんのギフトがそう制限が掛かっているだけで、自分のクラス以上をどうこうするギフトは確かに存在する。絶対数は少ないし耐性を使われたら元も子もないが」


 そうなんだ。今まで勘違いしていた。


 ひょっとしてかもしれないが、最初に出てきた、能力を見たら学習する化け物は、クラスとか関係なく学習できたりするのかな?


「それで、このギフトはどんな能力なんだ」

「よくあるだろ? 『強すぎて能力が効かない』ってやつ。あれの真逆。攻撃力とか素早さはもちろん、レベルとかも無視できたりする」


 それなら『物語』も納得。

 やはり『物語』は理不尽すぎる。


 超悦者スタイリストを『物語』仕様にして更に強化したのがこのギフトだ。


「やるじゃん。その能力だけは素直に強いって言ってやる」

「これ神薙さんが今日の為に貸してくれたギフトだから」

「ゴミ! ゴミ!」


 またあの人が強いだけじゃねえか!


「あとのギフトは自前だから……」

「自前、括弧 他人から奪った能力 括弧閉じる」


 仕方ないから他のギフトを甘口で評価する。


 鬼神化オーガニゼーションが人体再生になっているのは特に異論がない。

 お解り頂けたでしょうユーキャンアンダースタンド 理解させるギフトは、自分の意思を伝えたり分からない問題を強引にわからせたりするんだろう。俺も早苗に勉強を教えるときとかに、それと話が通じない相手がたまにいるのでそういう能力はほしい。


 三手先をよむギフトは、『未来を視て対応したらその後どうなるか』までを見せてくれるのだろうな。

 量子を操るってシュレディンガーとか確率の変動とかそんなのだろ? あれ気に食わないがギフトだからまあいいや。


 ランダムにどこかに飛ばすのは前のマーキングした所に行くギフトと組み合わせて、色んな所に行けるし、逆に敵に使っても効果がある。地球上までなら7割海だし、宇宙までなら99%以上が真空。並行世界も含めれば戻ってこさせるのは二度と出来ないだろう。


 ここまでは勝手に理解できたが後は実際に聞かないと理解できない。


「|超新星に願いを(ベイス☆ボール)。これ持ってる意味ないだろ。世界犠牲にしたら願いを叶えても意味がない」

「違う違う。発想が逆。異世界や並行世界に逃げた相手を殺すのに使う。それと破壊でも除外でもなくコストにするだから。破壊耐性に引っかからないのもグッド」


 残りは『法則』だが、正直説明はあんまりいらない気がする。

 必ずこうなる。○○しなければならない。強引な仮定や断定が『法則』

 基本はこれだから、案外わかりやすい。


 シュウの混沌回路カオスチャンネルが例外なんだろう。


 ではトータルで考えよう。

 普通に考えれば神薙さんとすら戦えそうなギフトを揃えている。


 しかしそれは幻覚。


「一つ致命的な弱点見つけちゃったし」

「…………やっぱばれるか?」

「え? 何だそれ? おれは分かんなかった」

「単純な話。父さん同時に複数のギフトは使えない」

「使ってなかったか?」


 シュウにはそう見えたかもしれない。


「使ってたよ。ただ同時に2つか3つかね」

「ああ。そうだ。それが父さんの弱点。同時に2つまでしかギフトを使えない」


 殺されても死なないギフトと殺しても死なないギフトを使えば、他のギフトを使うことはできない。


「『論外』を含めたら3つだから…………」

「『論外』はあってないようなものだろ」


 実質2つじゃないか。


「勘違いしている父親がいるが、これ別に父さんが強くなるわけじゃなく寧ろ弱点を見せびらかしただけだからな。もう後付けギフトは使えないし、同時に2つしか使用できないとかいう弱点が露呈した今、俺の方が強い」

「知ってるよ。超悦者スタイリストを手に入れた時点で一樹の方が強かったって」


 超悦者スタイリストの誤魔化しができなくなった今もう名実ともに俺の方が強い。


「これで正々堂々と父さんを力づくでいたぶることが出来るようになったが……今は何もしないでやろう」

「そんな何かを企んだ笑顔で言わんでも」


 俺は片手を前に出す。何かをくれのポーズ。


「誕生日プレゼント諸共とその利子、一度も払ったことないよな?」

「ギフトを寄越せってか?」

「そう。一丁前に能力を譲渡するギフト、王賊の財宝レッドストローハットがあるじゃないか。これは正に俺に強力なのギフトをくれる御誂おあつらえの機会と思わないか?」


 偶には父親らしいことをしてほしいものだ。

 Give me gift.(命令形)


「一樹にそう言われたらしかたない。ここは一番強い所詮は御飾ドントワナビーをプレゼントしよう。そのかわり利子は一樹が払うんだぞ」


 神薙印とかどんな能力でもお断りです。


「見えてる地雷を踏む馬鹿は……3話前にいたような…………?」


 つ…き…月y……


「3話?」

「あれ。父さん『物語』持ってるんだからメタ発言できるんじゃないの?」

「『メタ発言』というわけの分からないのがあるのは知っている。それが『物語』が必要だってのも知っている。だがそれはある程度使いこなせてからだって聞いている。だからその時の状態のままで使うから、父さんじゃ理解できない」


 そういや俺も初期は出来なかったし、そんなもんか。


「他の能力で妥協してやるから2個寄越せ」

「要求が全く妥協していない……それと無理。これ父さんの死んだ友達のギフトとか恋人のギフトとかそんなのだから『法則』で譲れるのは一つもない。『法則』が欲しければあいつで我慢してくれ」


 指さした先には死んだ支倉ユエンが。


「言われなくても最初からそのつもりだから」


 楢木魔夜の一件で反省した。

 手に入れられる能力は手に入れておく。


 ただトミーの能力は俺には一切役に立たないのでいらない。

 お金を使うとかデメリットでしかないです。


 わざわざこいつの為にしゃがむのは億劫なので、首を切断し重力で持ち上げてキス。


「タララタッタラー」


 人形にダメージを移すギフトを手に入れた。

 祝! 初『法則』!!


「分かっていたが、いつき達ずりいなあ。そう簡単に強くなれるんだから」

「そう言われても仕方ないと自覚している。ところでなんだけど…………」

「どうした?」

「いや、まだいいや」


 ちょっとだけ気になったことがあるが、まだ杞憂の可能性の方が高い。

 余計な心配を気にしすぎても良くないもんな。



 能力を作るのに数時間、名前を決めるのに2日。ストーリーを作るのに前回合わせて10日かかりました。

 やってみてわかりましたが、ギフトの名前を決める方がはるかに難しかったです。


 活動報告にてギフトネームの由来を掲載しますが、当社比3倍でブラックです。

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