親友と自分
全然まだ
話の始まりです。
中身にも入ってないですが
見てくれるとうれしいです。
(あんな所にあんな物あったけ、、、?)
朝の8時15分・・・
藤岡春華は、いつも同じ時間に学校へ登校し、
いつもと同じ教室に入り、
いつもと同じように席にすわり、
いつもと違う事をしていた。
(ん・・・あの夢はいつもと同じだった・・)
(また私が殺される所で目が覚めた。だからいつもと同じのはず、)
(なのになんで?)
(あれは確かに夢に出てくる・・・)
春華は普段はやらない考え事というのを真剣にしていたため、背後に迫る影に気づくことができなかった。
したがって・・・
「おはよー!」
「うべっ」
頭を机の上に押しつけられてしまった。
「うべっだって!考え事?なに似合わない事してるの?」
「蒼菜か、おはよ。私だって悩みの一つや二つもってるよ!ってか頭押さえつけるな痛い・・・」
蒼菜は笑いながらその手を放した
「で?何?なに悩んでたの?好きな人でもできたの?」
「違うよ・・・蒼菜じゃないんだから・・・。夢、夢のことだよ・・・」
※
春華は毎日、同じ夢を見る。
同じ人が出てきて、同じ風景で、まったく変わらない内容の。
そして必ず同じ場面で終わってしまう。
その夢は物心ついた時から見ており、両親に毎日のように相談していた。
両親は聞いてくれた。
だが、それだけであった。
そのうち毎日毎日同じことを相談し続ける春華を、鬱陶しくなったのか、気味が悪くなったのか、両親は春華が小学生あがった途端、父方の叔父に預け、海外へいってしまった。
何故だか妹と認識できる人間と自分が殺される夢。
しかし自分には妹はおろか兄弟、姉妹はいない。
相談する相手がいなくなっても夢は毎日見続けた。
毎日毎日毎日毎日毎日毎日毎日毎日毎日毎日毎日毎日毎日毎日・・・
幼いながらも、両親が居なくなったことが自分のせいだと認識し、以降誰とも話さなくなっていった。
学校では孤立していった。
春華はそれでいいと思っていた。
誰も傷つけず、傷つかず・・・そのうち一生このままでいこうと思い始めるようになった。
いや、もしかしたら、このままでいることしか出来なくなってしまっていただけかもしれないが。
そんな時だった。
吉川蒼菜が転校してきたのは。
小学5年生の夏休みあけ、両親の仕事の都合で、蒼菜は春華のクラスにやってきた。
明るく元気で、誰にでも平等に接する蒼菜には沢山の友達ができた。
そう。孤立状態の春華にも同じように接した。
蒼菜にとっては普通に話しかけているだけだったが、まともに人と会話することが無くなっていた春華にとってはすごく新鮮な事だった。
朝の出来事、昨日のテレビの事、好きな物の事、嬉しかったこと、悲しかったこと・・・
話すのは決まって蒼菜の方だったが、聞いているだけで楽しかった。
孤独が嫌いになった。
春華は毎日蒼菜と話すようになった。
蒼菜はある日春華に、昨日見た夢の事を話した。
春華が毎日見るような夢とは違い楽しそうな夢。
そして、、春華はどんな夢を見たことがあるか聞いてきた。
蒼菜はただ単純に聞いただけ。
でも春華にとってその質問は残酷なものだった。
作り話でもしようかと思った。
しかし、まともに会話をしない春華が上手に作れるわけもない。
(嘘つき呼ばわりで、私から離れてしまうなら、本当のことを言って気味悪がれたほうがいい・・・)
普通の人間ならこのくらいの嘘で自分から離れるわけがないと思うだろう。
でも春華はその位人間を知らない。
そして、自分の精神も、もうギリギリだった。
誰かに聞いてもらわなければ・・・心が壊れてしまうかもしれない。
春華は蒼菜に自分の夢の事を話した。
毎日全く同じ夢を見ること。
その内容に一人っ子である自分が何故だか妹と認識できる人が夢に出てくること。
そしてその子と自分が殺されること
蒼菜はすべて聞いた後言った。
それは夢の話でしょ?
現実はここにあるのだ~
この日から春華は夢の事を気にしなくなった。
いや少しは気になる。が、
蒼菜という存在のおかげで大分気にしなくても生きていけるようになった。
春華と青菜は自、他共に認める親友になっていった。
そして三年という月日が流れた。
※
「夢?春華が毎日見る?」
「うん・・・」
「でもあの夢はもう気にしないって言ってなかった?」
「うん。そのつもりで今までいたんだけど・・・今回ってか今朝は勝手が違ってて・・」
春華はそこまで言ってから少し後悔した。
確かに青菜は親友――そして唯一の相談相手だが・・・・・
「何々?めっちゃ気になる!教えて!」
その時の蒼菜の表情はまるで・・・
エロ本を道端で偶然見つけた中二の男子そのものだったからだ。
春華は小さくため息をついた。
「・・・実は・・・」
そして今朝の奇妙な出来事を話し始めた。
ちょっとあっさりしてますが、少しずつ詳しくなっていく予定です
蒼菜の視点とか・・・
両親の視点とか・・・
ここまでみてくれてありがとうございます




