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背中越しのタイミング

作者: Soraきた

ガラス越しに映るわたしは

いつになく、元気にみえるよう

この季節に関係があり

いちばんは、

わたしの思いに関係のあること


白いシャツが並べた

洗濯物が乾くまで

しばらくのあいだ、

わたしは風に揺られるシャツを眺めてた

近くから聞き慣れた音がして

あなたがバイクで現れた


まだ、少し早いから・・

作りたてのスコーンを

最初、あなたは半信半疑でいたけど

あとからとても気に入ってもらえた

「まだ、出来ていないんだ

少し、朝が遅かったから・・」


この分だと午後からは遅く

海風にあたりながら

わたしは、

あなたの背中越しに

思いを伝えることになるのでしょう


朝が遅かったのは

たぶん、夢を見ていたから

もっと、夢を見ていたかったから

それが理由でいる


スコーンをほおばる、あなたは

わたしには、まだ

おやつを待ってる子供のように

無邪気に

はしゃいでみえる

それはそれで

あなたらしいこと

イチゴジャムを口元につけて 

それに気づかないでいる、あなたは

それでいて

あなたらしいこと



読んでいただき、ありがとうございました

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