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ただの犬

今日は、実際にを魔物を狩りに行くらしい。教育にしてはかなり危ないな。

「はーいみなさーんじゃあ3人1組になってくださいね」

「シェリア組もー」

僕はシェリア以外に組む人がいないので、そんなふうにシェリアの方へ行く。

「あ、はい!」

でもみんなシェリアと組みたいらしく、みんなに囲まれ返事をするので精一杯っぽい。妹が友達ができそうなのに、それを遮って一緒に組みに行くなんて言う事はしない。

「あ、やっぱいいやー」

「え、そんな…」

シェリアは露骨にがっかりしているが、そろそろお兄ちゃんは離れする時が来たのだ。そうするとそのまま結局僕は余った。

「あれバーネットくん、もしかして余った?」

「あ、はい余っちゃいまし中級者の人でもてこずる位「えーどうしようーあ、そうだじゃあ先生と組もうか」

「え?いや別に1人でも大丈夫ですよ」

「いやダメよ、危ないでしょ」

まじか、それは予想外だった。まぁいい特に問題は無い。そんなこんなで、森に着いた。そこには早速ウルフがいる。この授業の内容は、簡単に言えば、3人1組で魔物を狩りに行って、誰が1番強いモンスターを倒せるかってやつだ。他のグループとは、もう学校で別れている。だから今は先生と俺だけだ。そしてウルフは、なかなか強い。僕にとっちゃ雑魚だけど、すばしっこいから攻撃が当たりにくい。しかも攻撃力が高い。 

「せんせーこれどうしたらいいんですか?」

「大丈夫ですよ、先生が何とかしますから」

そうすると先生は、風魔法打ってのウルフの首を跳ね飛ばした。グロい…

「ていうかこれ、私が倒しちゃったら意味ないですか⁉︎」

「まぁいいじゃないですか」

そんなことを話していると、僕の右腕がなくなっていた。そうウルフには親玉がいる。その名前もキングウルフ、そのままだ。そしてキングウルフは10,0000体に1人しか生まれない、かなり希少で強いモンスターだ。ミリアなんかじゃ相手にならないほど、めちゃくちゃ強い。

「せんせー!僕の腕が」

「せんせー?」

先生はよく見ると恐怖で腰を抜かしてた。

「ちょせんせー!」

全く仕方ない。もともとミリアには正体をバラそうと思っていたからな。

「全く…そんなんじゃすぐ死んじゃうよ?」

「え?…バーネット、くん?」

「よー犬、しつけがなってねぇな」

犬はちょっと挑発しただけで突撃してきた。久しぶりに本気出すと思うけど、どうやって倒そうかなぁ、そんなことを考えていると犬はもう目の前だった。やべ

「おすわり」

「ワン!」

「え?」

とりあえずお座りさせておいた。なんでこいつが座ったかと言うと、これは恐怖だ。こいつ恐怖で支配した。僕は昔から、言葉に怒りの感情などを込めて、相手に何かを言うとその通りにやってくれたりするのだ。まぁいいこいつ殺そう。

だから僕はその犬を重力魔法などを駆使して、握りつぶした。









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