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儚き世界(世界識別名称:イントディール)

派生設定 儚き とある復讐者と生き残りのメイドと一日ループ

作者: 仲仁へび



ーーあらすじ


 時を戻る超能力を持った旅人、ロウは家族を殺した敵を探して旅をしていた。

 しかし、大雑把な性格だったため、路銀が尽きる事が多い。


 とある町でお金が無くなったロウは、屋敷の主人の護衛を募集されている話を聞きつける。

 その仕事でお金を稼ごうと思っていたロウは、屋敷へ訪れるが。


 屋敷での一日が永遠とループしている事に気付いた。

 自身の能力が暴走しているわけでないと気づいたロウは、原因を探っていくが。


 その中で七回目の夜、誰かに毒を盛られたロウは命を落とした。


 目が覚めたロウは再び過去へ戻るが、そこにはすでに死体があるのみだった。


 ロウは瘴気を失った状態で何度もループをしていたようで、屋敷の者達は最初から死んでいたらしい。


 瘴気と呼ばれるものが地下から湧き出していたため、その影響を受けていたようだ。

 使用人たちはしかし、瘴気で死んだわけではない。


 いぶかしむロウは、自信を強襲する女性、屋敷のメイドであるリリアと交戦。

 用事で出かけていたリリアは、屋敷の惨状を知って、死体を埋葬しようとしていた。


 そこにロウがやってきたため、妖しく思ったようだ。


 リリアは、近くにいる人間の超能力をコピーする事ができるという。

 その力で何度もループし、ロウの正体を探っていた。


 苦心しながらロウはリリアを説得した。


 屋敷の者達を埋葬した後旅立とうとしたが、そこにリリアが付いてくる事になった。




ーー人物


〇ロウ

 家族を殺した人間を探している、復讐者。

 大雑把な性格。

 路銀がつきたため、護衛の仕事を受けるべく、とある屋敷へ向かった。


〇リリア

 とある屋敷のメイド。他人の超能力をコピーする事ができるらしい。

 ただしコピーするたびに、能力の性質がオリジナルから若干変質してしまう。

 リリアのループ能力は、ロウと連動しているらしい。




ーースポット


〇アーガイム邸

 貴族の男性デリク・アーガイムの邸宅。

 どこかに旅行にいっているらしく、留守。


〇メモリア・スポット

 世界中に点在する不思議な結晶。

 地面から生えていて、切り離すと消失してしまう。

 魔法力を補充する事ができる。


〇デルッケンド

 リリア達がいる町。

 そこそこの規模。




ーー武器


〇エクステンションV

 ロウが持っている剣。

 仕掛けを作動させると刀身が伸びる。


〇ボルテクス・トール

 ロウが持っている剣。

 電撃が走る。


〇サマーズ

 海でとれる海虫の化石を使った剣。

 液体にふれると毒ガスが噴出する。

 リリアの護身用短剣。



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