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銃を愛せ。銃は良いぞ。

皆さん銃はお好きかね?

世界にはいろんな銃が存在する。

超絶優秀なAR(M4A1)からポンコツの様なジャムおじさん(L85A1)と世界には様々な銃が存在する。

非常に素晴らしいぃ゙!何と言うことでしょうか!

世界には様々な銃がある。俺には全てが美しい。

モシン・ナガンのウッドストックを見よ!

とても良い!凄く良い!何と言う美しい銃だ!

この中からは一種のエ‥‥辞めておこう。

とにかく凄く美しい銃だ!

この世界には美しい銃で溢れている!

おっと‥‥好きな銃の話を始めたら話が長くなりそうだからここら辺でさっさと本編に入ろうか。


俺はいわゆるゲームの世界に転生しちゃった奴だ。

それもエロゲと言われる世界だ。

あまり俺は興味が無かったが唯一の人間の友達に押し付けられてプレイしたエロゲの世界に来てしまった。

だが俺はそんなことは一切気にしていなかった。

この世界には銃が無い事が一番気にしていた。

クソ。何このクソみたいな世界ふざけやがって。

気になる事はだいたい分かる。一体どういうジャンルか?だろ。えっと‥‥確か‥NTW‥‥そんな感じのやつだ!忘れた!

どうでもいいと思った世界に俺を救うかの如くあらわれた銃の神様が俺にチート能力をくれた!物質を無から作り出す能力だ!やったぜ!流石神様分かってるねぇ!これで銃が手に入った!

あと不死をくれた。んで俺は主人公に転生したらしい。ふーん程度にしか聞いてなかったけど。

あ~そうそう。そろそろ俺は起きて学校に行かねばならない。クソだるい。


「ほら起きて!もう朝だよ!」

「うーん‥‥早くね?」


ベットから起きて目を開く。

そして目に入る何時もの女の子()が入ってくる。


「僕だって毎日起こしに来れるわけじゃ無いんだからいい加減自分で起きるようにならないと遅刻するよ!」

「うん。うん。あっそ。」

「適当に返事しないでくれる?」


いつも朝起こしに来てくれるこの女子は‥えーっと‥誰だっけ。まあいいか。


「朝ごはんできてるから早く降りて来てね。」

「分かった〜」


そう言って俺の部屋を出ていく。

いつも起こしに来てくれる奴だがいかんせん名前が覚えられん。

銃以外どうでもいいのが悪い。反省する気はサラサラ無いけどな!


そうして俺は顔を洗って降りていく。


既にテーブルにはトーストと目玉焼きにヨーグルトが置かれていた。


「ほら早く食べて!学校遅れるよ!」

「うっす。いただきまーす。」


ささっと食事を済ませて制服に着替えて一緒に登校する。

ああ思い出したぞこいつの名前!エルだ!多分!


「僕だって暇じゃないんだからしっかりしてよね!」

「お前が起こしてくれなきゃ今も寝ているだろう奴に今更無理だぞ。俺一人じゃ起きれないからな。」


登校して来た学校に友達は愚か俺に話しかけて来るやつはいない。

でもどうでもいいや!邪魔されず銃へ祈りを捧げる事ができるからな!


そしてクソつまらん授業が終わりお昼の時間に入る。

いつもの金髪チャラ男が話しかけて来る。お前も名前わからん。

お前誰だっけ?


「お前いっつも何読んでんだよきしょくわりいな!」

「お前みたいな奴はモテずに死んでいくんだろうなぁ可哀想になぁw」

「うん。で何か?」

「‥‥」


モテるモテないはどうでも良い。銃さえあればそれでヨシ!解決!

チャラ男は明らかにイラつきながらどっかに消えてった。

どうでもええわ。うん。


「モ神教の教本どこまで読んだっけな‥」

「あったあったここだわ。」


そうして読書を続ける。

うーんハレルヤハレルヤ。


そうして授業が終わり放課後になる。

いつもはいたエルがいなかったがそんな事は気にせず一人で走って帰った。


家についた途端鞄をベットに投げ捨てそのままの格好で自作の射撃場へ突っ走る。


射撃場に着いた俺は早速M1911コルトガバメントを無から作る。

マガジンはあえて入れずに作り出す。


「ん~たまりませんな。」


まずはチェンバーに直接.45を装填する。

薬室に一発入って撃てる様になる。

セーフティを外して‥


パァン


的に向けてぶっ放した。

薬莢が自動で排莢され地面に落ちる。いい音だ。

ド真ん中に命中。今日はラッキーデーだ。


「最高。これのために生きてるわ。」


今度はマガジンを装填してスライドを引く。

うーんいい音。このカチャって音がたまらない。


弾を撃つ事に排莢される。

素晴らしい。


殻になったマガジンに弾を込めるのもまた一興だ‥

結局その日は日が暮れるまでひたすら撃っていた。

エルがいつもならいるが今日はいないので久しぶりにアレを食す。


ロシア軍のイスクラだ。


俺は封を切りクラッカーを取り出す。

砕けてやがる!なんてことだ!

まあそんな事はいいのでクラッカーを一枚‥かけらをとり‥

口に放り込む。

お味の方はというと‥


「ダンボールやんこれ。」


ダンボールの味だ。うん。マジでダンボールやな。食えないことは無い。クソまずい!以上!


そんなこんなで俺はイスクラを喰い漁り‥

風呂に入って寝た。


翌日エルが起こしに来なかった為寝坊した。

間違えてそのままカバンにM1911ぶち込んだまま来ちまった!また金髪がやって来て俺に


「いつものエルはどうした?お前がくっついていたエルはw」

「しらん。」

「‥‥‥」


いつものエルが今日は1日中いなかった。

今日はパーティだ。


さっそうと家に帰っていつもの。

BM59を取り出す。高精度のバトルライフルだ。


セミオートで7.62x51を放つ銃だ。

反動が45口径とは全然違う。


離れた場所に狙いを済ませた弾丸はまっすぐ飛んでいき‥的に穴を開ける。威力も全然違う。


「美しい。」


そしてマガジンを交換してまた撃つ。

流石に腕が痺れそうだ。でも辞めない!すっげえ楽しいから!


今日もまたいない。じゃあアレ食うべ!

今度はうまい飯が食いたくなったので日本の戦闘糧食一型を出した。通称カンメシだ。うまそう。


てことで缶切りで缶を開ける。

鯖の味噌煮と炊き込みご飯に味噌汁。うーんどうあがいても旨いのが確定している。

俺が飯と銃にしか興味がないのは前世から受け継いでいる。

一型は缶を直接火にかけて温めるという荒業ができるんだ。いいね。


出来上がった日本食はめちゃくちゃ美味かった。前のイスクラがダンボール‥‥元からダンボールの味だわ。


次の日も遅刻した。

さすがにM1911は持って来ていない。でもマガジンがあるから暇な時間が無い!ずっとカチャカチャしとけば時間が消滅する!やったぜ!


俺はその日にあのチャラ男に呼ばれて放課後にあいつんちまで連れてかれた。

道中暇だったので我慢出来ずにM1911作っちゃった☆


「そういやエル知らないか?」

「知ってるぜ。何しろ俺の家にいるからな。」

「へー。何で?」

「決まってんだろ?俺が寝取ったんだよw」

「あー‥‥うん。どうでもいいけど返してくれねえかな。それか誰か俺を朝起こしに来てくれるやつをよこせ。」

「………」

「お前はどうせ誰にもモテずに死んでいくんだよ!だから起こされる訳ねえだろw」

「じゃあお前で。」

「お前人の話聞いてた?」

「うん。」

「‥‥えぇ‥」


あいつの家からエルが出てきた。

服を着崩してた。バカなんかな?


ゴールデンヘットの隣にくっついて


「ごめんねぇ…僕もう君と一緒にはいられないや。」

「だとよwわかったか?陰キャ君w」

「ごめん全然わからん。」

「‥‥」

「お前が俺に何を求めているのか分からないが‥」

「俺の基準ではこうだ。」


       俺に差別という概念は無い

           皆等しく

           価値が無い!


「俺の中ではお前らよりこのM1911の方が価値が高い。」

「じゃあお前はこうしたらもちろん怒るよな!」

「何をする気だ?」

「そりゃもちろん‥こうするんだよ!」


俺の手の中にあるM1911を蹴って地面に落とした。

ん?地面に…落とした…だと?


「ほら落としてやったよw」

「………」

「悔しいのか?ざまあダァン

「………え?」

「あーっと‥つい怒りに襲われてしまったよ。」


作り出したバレットM82A1の銃口から煙が出る。

顔面スレスレで50BMGが横切ってったよ。運のいい奴め。

あいつの家に50BMGの穴が開いてるよ!綺麗だね!


俺は落とされたM1911を拾い上げる。


「気をつけろよ。次は同じ事やったらお前の顔面にぶち込んでやるからな。」


そう腰の抜けた金色のゴミに言い放って帰路に着いた。


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― 新着の感想 ―
[一言] ルガーP08が好き クリスマスの朝に枕元に置かれてたら会社休んで磨くはず
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