98、ここから作ってみる~妄想~
いろんなお話の選択肢。
朝通勤時に思いついた一文です。
※もうちょっと、まともな碧空になると思ったのに、私はずっとこの時を待っていた。
別に深い意味はない。
と、なんか意味深でしょ、どうやってお話を続けようか。
➀だけど、その時は来たのだ。
この運命には逆らえない。
今まで生きてきた古い殻を破り、空へ羽ばたくのだ。
透き通る羽根が、強い風に吹き飛ばされそうになる。
じっと耐える。
その瞬間は、もうそこ。
この時!
広げよ。
舞え大空に。
・・・ふーん、まあ、まあ詩っぽい(笑)。
➁私はそっと胸ポケットに忍ばせた恋文をお尻のポケットに隠した。
この空は、おそらくまだだと言っている。
祝福されていない・・・きっと。
後輩のあの娘が首を傾げている。
「先輩・・・なんですか・・・」
「あのさ、今日はやっぱい・・・」
ゴー、見上げれば轟音響かせる飛行機が曇り空を割いていた。
「先輩っ!私も・・・嬉しいっ!」
(ん?)
あの娘が俺の右腕に絡みついてきた。
(ま、いっか)
ふーむですな。
➂旅立つ時がきたのに。
こんな天気とは、神様もつれない。
だけど、まあ、らしいちゃらしい。
山も谷もある人生だった。
悔いはないと大きく言えないけど、まあ、良かったんじゃないかな。
そう思える自分を誇りたい。
「よいしょ」
ゆっくり立ち上がり息を吸う。
「異世界転生ってあればいいな・・・人生の第二幕・・・草」
ふ。
自虐的に笑った。
ん~。
➃五年前、ここでまた逢おうと誓った。
向日葵の咲くこの場所で・・・。
今はスーパーが建っているけど・・・。
互いを成長させ、またやりなおそう、連絡は一切せずに。
自分で言ったことだが、我ながらナンセンスだ。
時代錯誤も甚だしい。
しかし、この天気・・・暗雲たちこめる・・・か。
いるはずない・・・。
わざと一分遅れの到着。
そこには・・・。
思わせぶりっ。
ベストチョイスはどれかな?