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96、こちら異世界舟屋「暁屋」本日も絶賛営業中~異世界、コメディ~

 暁屋の続きが読みたい方は是非とも・・・。

 

 ワシは岡山県倉敷の美観地区で船頭をしている屋良剛(やらごう)御年70歳のでえベテランだ。

 今年は酷暑だというのに、大将がたて続けに3連続も川舟流しをさせやがった。

 3回目の川流しの途中、ワシの竿を持つ手が震え、意識が朦朧としだした、恐らく熱中症だろう・・・イカン、目の前が真っ暗になった。

 ・・・ワシは闇の中を彷徨い続ける・・・微かに光が見える。

 その光を求め、歩き続けると、目が覚めた。


 そこは異世界だった。

 ワシの身体はなんと20代頃の姿に戻り、この異世界のテヤンデー王国生ける伝説のガバスゴ四天王と崇められていた。

 ガバスゴ四天王は、かつてテヤンデー王国を支配していた魔人ナマラーとの戦い、カリーソープの大戦にて死闘激闘の末に勝利し、平和をもたらした四人の勇者だという・・・知らんし。

 その中の一人が、ワシ、暁のヤラゴウなのだ。

 当然、ワシは身に覚えのないことであったが、人々が言うには、手に持っていた竹竿が何よりの証拠だと言う。

 ただの竹竿・・・しかし、それは星さえも砕くと呼ばれる黄金槍(ゴールデン・ランス)だと・・・いや、バンブーですけど。

 

 そんな訳で、ワシは今、この異世界で、舟屋をやっている。

 テヤンデー王国の西にある観光で賑わうアシタリ町に、倉敷川そっくりの場所があり、ワシはそこで舟屋「暁」をはじめた。

 開店はじめはまさかの勇者が船頭をする物珍しさで、千客万来がっぽがっぽと稼いでいたが、今じゃ閑古鳥がないている。


 平和でのんびりが一番だ。

 ぷかり。

 ワシは煙管をふかす。


 だが、ワシはこの後ある事件に巻き込まれることになる。

 ワシの人生第二章がはじまるぞい。




 な~んてね(笑)。

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