№8 鎮魂探偵伊武受雷からの挑戦状~推理~
伊武受雷。
俺の名は伊武受雷だ。
作者がショートショートで書くつもりが、思わぬ長さになったせいで、別拙作として短編投稿してしまい、こうして再登場している訳だ。
そんなことは知ったことではないが、今回は俺が携わった事件をみなさんにも挑戦していただきたい。
何故って、ショートショートで済ませる為だ。思わずまた長くなったら、作者が書けないのかって落ち込むだろ・・・ま、俺にはどうやっても関係ないが・・・しょーがない。
では、本題だ。
真冬のある日、公園で凍死体が発見された。
だが、これは他殺された事件だった。
この方の奥さんの依頼を受け、事故処理されるところを鎮魂ダイブして真相へと漕ぎつけた訳だが、次の3つの答えから選んで欲しい。
①泥酔した被害者は、パワハラ上司で部下に殺害された。
②被害者には愛人がいて、その愛人による計画的殺人だった。
③日頃のDVに悩まされる奥さんが、凍死にみせかけ、完全犯罪を立証しようとした。
では、レッツ・シンキング・タイム。
♪YAH YAH YAH~やあ、ややや~はんきんぐぜあ♪失礼、答えはでたかな。
正解は➁だ。まあ、作者の匙加減でどうにでもなる答えだがな。
基本、トリックなんかないから、この話は・・・ま、自虐的なのはそのくらいにしよう。
では・・・こんなんでましたっ!
被害者の愛人は、奥さんとの別れを迫り、彼は別れを切り出した。
逆上し、かつ復縁を懇願する彼女だが、彼は家庭が壊れるのを恐れ、頑なに決意を変えなかった。
そして彼女は最後に一晩と願い、彼は応じた。
それが復讐の罠だと知らずに・・・彼女は彼に酒をすすめ飲ませる。その中には致死量近くの睡眠薬が、彼はそれを飲み干し改めて別れを告げると足早に彼女のマンションを去った。
彼女の顔が恐ろしく歪んでいたのも知らずに・・・。
彼は次第に眠気が襲い、ついに大雪の降る公園で・・・これが事の次第だ。
・・・意外と長くなったのか・・・まあいい、俺にはやっぱり関係ないことだ。
では、また、いつかどこかで会おうことがあったら、よろしくな。
挑戦状の謎は解けたかな・・・なんか、すいません。