№70 世紀末的なお話やってみて~二次創作風~
暑いからなあ。
ブロブロブロブロロロロ~!
ハーレーダビッドソンのハンドルの上には黄金のドクロ、爆音と排気ガスをまき散らしながら、ヤツが砂塵煙る退廃した街中を駆ける。
アメフトのヘルメットの頭上には鬼の角。棘のついたショルダーパッドに、胸をあらわにしたギチギチのライダースーツ。
剛毛である胸毛が誇らしげに、風切るマシンと共にそよいでいる。
「ああん」
男は何かを発見したようだ。
ハーレーのハンドルを右に切り、気になる方角へと向きを変える。
男はバイクを止め、ゆっくりと地に降りる。
風が舞い、砂埃があがった。
背中からショッガンを取り出すと、銃口の部分をぺちぺちと右手の平で叩いて弄ぶ。
「みいつけーた」
ずぎゅーん。
男は何のためらいもなしに、ショットガンを放った。
ばしゅ。
命中音。
男の口角が歪む。
「いってえなあ」
子どもはおでこをさすっていた。
「何故だ」
「いててててて」
「何故、死なないっ!」
「おめー不意打ちとは卑怯だぞ」
「・・・卑怯?なにを言っている小僧っ!この世紀末に卑怯もへったくれもないんだよっ!」
ずきゅーん。
ズキューン。
男は連射した。
「オラ、もう完全に怒ったぞ」
そのあとは察し・・・。
ジ〇ギ風と〇空風の夢のコラボになってしまった・・・。
私は何を書いているんだ(汗)。
・・・うん(汗)。