№26 旦那ちゃんと嫁ちゃんの語彙力が凄いと言われたい。漫才風~コメディー~
旦那ちゃん、嫁ちゃん、どえっす。
旦那ちゃん「オッス、オラ旦那ちゃんだ」
嫁ちゃん「嫁ちゃんでーす」
2人「せーの、旦那ちゃんと嫁ちゃんでっす!」
旦那ちゃん「あのね、俺、語彙力がすげーって言われたいんですよ」
嫁ちゃん「ほう」
旦那ちゃん「ボキャブラリー満載って言われたいんすっよ」
嫁ちゃん「ほうほう」
旦那ちゃん「言葉の引き出しが・・・」
嫁ちゃん「全部一緒!一緒やん!」
旦那ちゃん「ノンノン、どれも微妙にニュアンスが・・・」
嫁ちゃん「日常生活において、その言葉の差は微量っ!」
旦那ちゃん「やるね」
嫁ちゃん「何が?」
旦那ちゃん「何がって、語彙力だよ。語彙力」
嫁ちゃん「意識しなかったわよ」
旦那ちゃん「無意識の故、到達した境地・・・まさに無欲の勝利といったころか・・・だが、こちとら、なろうで培かった・・・語彙力、主にスマホから調べ取り入れた力があるう・・・」
嫁ちゃん「なにをブツブツと」
旦那ちゃん「君に言ってんのよ」
嫁ちゃん「あなたの声、常にこもっているから聞こえづらいの、しかも訳の分らんことを」
旦那ちゃん「あー(ん)た?」
嫁ちゃん「あなたよ。耳まで遠くなったの。旦那ちゃんは、飲食店に行って注文を頼むとき、店員さんにへっと二度聞きされるでしょうが、聞こえづらいのよ」
旦那ちゃん「そんな私は船頭です」
嫁ちゃん「やめちまえ」
旦那ちゃん「うわーん」
嫁ちゃん「よしよし」
嫁ちゃんは旦那ちゃんの頭を撫でる。
旦那ちゃん「ああ、へこむわあ」
嫁ちゃん「旦那ちゃん、そんなんで〆られるの」
旦那ちゃん「大丈夫」
嫁ちゃん「本当?」
旦那ちゃん「安心してください」
嫁ちゃん「・・・まさか」
旦那ちゃん「俺、下はいてませんから」
嫁ちゃん「えーい」
嫁ちゃんが扇子で旦那ちゃんの股間を叩き隠す。
旦那ちゃん「おふっ!」
2人「まったね~」
安心してください。
いつも通りです(笑)。