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123/126

123、123~アクション~

 沖縄飛龍革命(笑)。

 本当に。

 

「やれるか、お前っ!」

「あんたの時代はもう終わったんだ。俺にやらせろよ(ごにょごにょでほぼ聞き取れない)」

「やれるのかって聞いてるんだ!コノヤロー」

「やれるって言ってるだろ」

「なら!やってみろー!」

 強烈なビンタ闘魂注入。ふらつく〇波。

「猪〇さん、俺の覚悟を見てくれ!(ごにょごにょ)」

 はさみを取り出し、黒パンツの男はショートヘアの髪をちょこんと切った。

「どうだ。俺の覚悟」

「・・・・・・」

「・・・・・・」

 気まずい沈黙に動く燃える闘魂。

「なにがマッチョドラゴンだ馬鹿野郎ーっ!」

 再びビンタ。

「〇木さん、俺にメインやらせてくださいよ(ごにょごにょ)」

「マッチョドラゴンあれば何でも出来るってか!」

「できます!」

「馬鹿野郎ーっ!」

 闘魂注入からのコブラツイスト。

「やれんのか!」

「ふんぬ」

 藤〇は素早く、技を外し、ドラゴンスープレックスと見せかけて、パイプ椅子の上に乗り、まさかの右腕を突き上げドラゴンリングイン。

「お前っ!」

「猪木さん!」

 ○波の椅子から降りる着地点を狙ってアリキック、ドラゴンはつまづきからの回転受け身。

「いくぞーっ!」

 拳を固める猪木、宙に舞い、立ち上がろうとする藤波に延髄切りっ!

「しゃーこらーっ!」

 ドラゴン悶絶。

 猪木は赤タオルをしゃしゃしゃする。

「それでは、ご唱和ください。いくぞー!」

 ふるふると震えダウンしている藤波の右手が弱弱しく上がり、ひとさし指を突き上げた。

「1!2っ!3っつ!ダーッッッ!!!」

 カンカンカンカン!ゴングが鳴り響いた。

「ありがとー!」


 ありがとうー!

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