表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
110/126

110、チン無し芳一~ホラー(コメディー)~

 みんなの妄想をっ!


 誰もが一度は頭の中に思いついた物語(ストーリー)をおじさんが堂々と書いてみるのだ(笑)。



 芳一は夜な夜な訪れる、亡者たちの手から逃れるため、ある高僧からお経を全身に書くと難を逃れるという教えを聞いた。

 早速、彼は頭を丸め、身体のあらゆるところに自らお経を書き、亡者の現れる丑三つ時(午前2時~30分)を待った。


 芳一に睡魔が訪れる時、戸口がガタガタと音を立て、彼は身体に冷たい風を感じた。

「芳一・・・話の続きを聞かせてくれないか」

(・・・・・・)

 彼は無言を貫く。

「芳一、芳一、おらんのか?いや、気配はするぞ。芳一、お前の話を聞きたいんじゃ」

(・・・・・・)

「くんくん、なにやらお〇っこの匂いがするぞ。あやつはアレのキレが悪いからな。きっとここにいるに違いない。だが、全然見えん。でてこい芳一!」

(・・・・・・)

「くっさい、くっさい、くっさいわ、ションベン小僧・・・ここか、見つけたぞ」

 ドキン、ドキン。

(!)

 芳一の心臓が早鐘を打つ。

「おらんのか!おらんのなら、仕方ない・・・お前のビッグフ〇ンクでもいただくとするか・・・・・・む・・・む・・・む・・・む」

(!)

「ギャランドゥなジャングルが生い茂り、果実に到達せなんだ!」

「こやつのアソコはブラックホールか!」

「いや、すべてを飲み込む闇の陰毛」

「・・・運のいい奴め。剛毛ジョリ毛に感謝するがいい」

 やがて、亡者たちは口々に、芳一のスペシャル剛毛を罵り去って行った。

 芳一は人知れず涙を流す。

「ボク剛毛じゃないもん」

「いいえ、アナタは剛毛よ」

 彼のお母さんは胸を張って直言した。




 文にしたお。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ