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リーダー対決

遅くなり、さらにワクチン受けようとしたら予約取れない。どゆこと?

「……ここまでお膳立てされた戦いは始めてです」

「それは私もですよ。こんなの、見苦しいのを見せられません」

お互いに距離を取ると魔法を展開した。

「《ウォーターランス》!」

「《ウインドウィップ》!」

ミーナは槍の形をした水を、エルザは風の鞭の握った。

「はぁあああああああああああ!」

「そぉらぁあああああああああ!」

ミーナが槍を構えて突き出しながら接近、エルザはミーナを近づけない、させないようにバックステップをしながら鞭を振るう。それを払いながら近づこうとするが、エルザの距離の取り方が絶妙で捉えられない。

「くそっ」

「焦らすのはなれていますので『ウインドショット』」

「くっ」

ちょうど避けたところに放たれた風の塊を間一髪避けた。でも無理に避けたためバランスを崩してしまった。

「もらいました!」

それを見逃さずエルザが風の鞭を振るいミーナの脚に巻き付けて宙に浮かせた。

「きゃぁあ!」

巻き付いたまま宙に浮かせたので逆さまになってしまった。

「くっ!このっ、この!」

なんとか逃れようとするが逃れられないミーナ。

「はぁああああああっ!」

エルザが腕を振るいミーナを地面に叩きつけた。

「かはっ!」

死なない程度の衝撃を受けたので脳が揺れ、息がつまる。

「もう一度!」

「させない!『フローズンフロア』!」

「きゃぁあ!」

ミーナの魔法でエルザの足元だけに氷が張り脚を滑らせていた転びかける。

それにより拘束が緩んだのを見逃さずミーナが脱出して距離をとった。

「はぁはぁ……やります。でも負けられない!『ウォーターベール』」

周囲に薄い水の膜を張るとエルザに接近する。

「はぁあっ!」

構わず風の鞭を振るったエルザだったが薄い水の膜に弾かれたことにてしまった。

「うそ!」

「水は風を遮断します。その程度のそよ風では突破出来ません!」

ミーナが懐に潜り込むと拳を振り上げた。

「はぁああああああっ!」

「っ!かはっ!」

「でりゃぁああああああああああ!」

悶絶したエルザに廻し蹴りを打ち込んだ。地面を転がるエルザ。

「ぐっ……」

「逃がしません。『ウォーターボックス・プリズン』」

水の箱がエルザを包む。

「『アイス』」

箱を一瞬で氷で固めてしまった。もがく暇もなかったのでうずくまった格好で氷の中にエルザがいる。

「これで勝ち」

「…………」

聞こえるはずの無い声が聞こえる。ミーナがバッ!と顔を上げると氷にヒビが入って割れた。

「うそ……」

「飛んで『ウインドバースト』!」

(ほう)けているミーナにエルザが暴風を放って吹き飛ばした。

「あぁあああああああ!」

空中で何度も回転してしまい方向感覚がなくなってしまい地面を転がる。

でもそれをしたエルザは魔法を放った直後に崩れ落ちて、四つん這いになりながら息を整えていた。

「やっぱり無理をしたみたいね。さっきの魔法は拘束・鎮圧用によく使われる魔法。そんなのを無理やり突破したら体への負担は計り知れない」

いまだに立ち上がれずにいるエルザに迫る。

「今のうちに今度こそ決める!」

エルザの背中に向けて掌底を叩き込もうとした。

「貰った!」

「げふっ!」

モロに受けたエルザが地面に落ちる。掌底で喉に詰まっていた水が一気に吐き出さされて息が落ち着いてきた。

「そこまで!」

いい頃合いだと思ってアルフェーナが止めにはいる。

「エルザもへいき?」

「げほっげほっ……なんとかですかね。けほっけほっ……負けたのは悔しいですけど」

「ミーナもお疲れ様」

「ありがとうございます。でもまだまだだと自覚させられました」

二者二様で意見を述べるが、どちらも今回の戦闘で思う事が出てきたようで、悔しい顔を浮かべている。

「そういう反省は明日にしなさい。ほら二人共まだ歩けないでしょ?肩貸すから、休憩場に行くわよ」

二人に肩を貸して歩きだした。二人はというと、アルフェーナに肩に手を回されているけど、フラフラなのでアルフェーナの肩に回している手の方が上がり、回していない方が地面スレスレまで手が下がっている感じになっている。

「重い」

「「そういうことを言わないでください!」」

女性として言われたくないことを言われた二人が反論するが、それをどうすることも出来ない体力たので何も出来ずにアルフェーナに引きずられていく。

「あっ帰って来た。おかえり~」

森を抜けて別荘に着くとテーブルにぐで~と突っ伏しているクルサがヒラヒラと手を振っていた。他の面々は椅子に座りお菓子や紅茶に舌鼓をうっていた。それに近づいていきアルフェーナは空いている椅子に肩の二人を下ろした。

「これで今日の訓練は終わりにするわ。十分に休んだら中にお風呂があるから汗を流してきなさい。私はまだ少し森の中にいるから」

「アルは何しているの?」

「別に。ただ森の中を汗をかくまで走り回るだけよ。いわゆるパルクールをしているから。用事があるなら魔法を打ち上げて合図なりなんなりわかることをしてくれればいいから」

そらじゃっ、と言ったアルフェーナは制止の声を聞かずに走り出した。

「ちょっ!?アル!……もう、夕方までには戻ってきてね!」

クルサの叫びが森に木霊する。




それでは小説ざっと紹介コーナーの時間です。

今回は『無職転生』第七巻初編についてです。

濃い時間を一緒に過ごしたエリスとルイジェルドと別れ、エリスとのあれこれで焦燥していたルーデウス。

そんな姿でギルドに向かいパーティー解散手続きをしていると哀れみの視線を向けられる。それからはギルドで依頼をこなす日々。

そんなある日ルーデウスに声をかけるパーティーが。

この後は次回中編か本編をお買いあげください。

ではでは~

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