決闘前
今回はこんな感じにしてみました
よろしくどうぞ
「まず一から説明なさい!」
「はい、まずですね……」
アルフェーナは本当に書類が全部終わったのか、そのあとに【魔法剣術研究会】が絡んできて、決闘を申し込んで気事を力わかり、ベナが頭を抱えた。
「あの研究会は取り込み不可能、永久活動出来る研究会よ?それをいいことに決闘を仕掛けてきたのでしょうけど、こちらにはメリットが無いんだから受けなきゃいいだけなのに」
「多分言ってきた上級生はそんなこと考えていないと思いますよ?確かあの人……」
アルフェーナがクルサに視線を向ける。
「この前アタシらが潰した部活か研究会のやつだった気が」
「クルサさん、あの人は最後にクルサさんが爆破した【炎躍動研究会】の人っすよ!」
考えるも思い出せないクルサにポナームが教えた。
「えっと………あぁあの……アタシに向かって「本当の炎の力を見せてやる」なんて息巻いて子供遊びしていた人達の誰かだっけ?」
「そうですよ!そんでそのときキレたクルサさんが「楽しそうな遊びですね?アタシも混ぜてください」っていって上級魔法をぶちかましたんですから!」
「キレてないわよ?ただイラついただけ」
「おんなじですよ!」
どうやら怒りにくいクルサでも得意分野をバカにしながらやられると怒るらしい、とアルフェーナ意外納得していると、ベナが話を戻した。
「それで?貴女達はその決闘を受けるの?受けないの?」
「アタシは受けたいわね!ナメられるのは性にあわないわ」
「だったら私も受けるほうで!今度は私がぶちのめします!」
好戦的に息巻く賛成派のクルサとポナームに対して、
「私は受けないほうでお願いします」
「エルザさんに同じく」
エルザとミーナは反対派のようだ。
「理由を聞いてもいいかしら?」
「はい。この一週間私達は自主練で訓練をしていました。でもそれは現状維持、もしかしてら実力の減衰が起きておるかもしれません。なのであのような人達に構わりたくないです」
クルサ達と違い、ちゃんとして理由があるのでとても好評価だ。でもクルサは理由が単純でも引かないだろう。そうなると残りのメンバーに託されるわけだ。
「私は賛成です。私は今どれくらいなのか一度試してみたいのです!」
ミグナットがとてもいい眼をしているなか、最後のブレンナは、
「私は反対いたします。理由はエルザさんとは別で、多分あちらは集団戦を仕掛けてくると思います。さすがに数には敵敵いません」
淡々とそれが当然の如く話しているのだが、この場にはそれが当然でない者が二人もいた。
「いやいや数に敵わないって……せいぜい百人くらいでしょ?」
「そんなものはいないと同じことです。集団戦で私達を倒したいなら中級悪魔を一万をダース単位で集めてくれないと無理よ?」
まだブレンナ達知らないが、アルフェーナとクルサは、彼女達には楽しい戦闘だったかもしれないが、あの王都襲撃を避難場所で凌いだのでなく外で終わらせた立役者の二人なのだ、学生程度では児戯にもなっていない。
『…………』
そうとは知らないブレンナ達、アルフェーナとクルサの過剰に聞こえる物言いにさすがに呆然とした。そのなかいち早く立ち直ったのは付き合いがこの中では長いエルザだった。
「あの、それはさすがに言い過ぎなのでは?」
もっともな返事だ。
「いやいやそれがそうで……むぐっ」
「待ってクルサ」
反論しかけたクルサの口を塞ぐアルフェーナ。
「まぁちょっと盛ったかもね?でも【魔法剣術研究会】の人数なら苦もなく終わるわよ?なんならこっちも剣を使って相手してもいいわ」
『えっ?』
またも驚くブレンナ達。それを眺めなからアルフェーナは不適な笑みを浮かべた。
●
「という訳であなた方の決闘を受けます」
方針が決まるとアルフェーナはすぐさま外で練習中の【魔法剣術研究会】のとこに向かい決闘の旨を伝えた。
「そ、そうか。では後程条件を提示しておこな……」
研究会会長さんは安堵したように胸を撫で下ろした。でも次のアルフェーナの言葉に凍りつく。
「条件は挑まれた私達が決めます」
「えっ…………そ、そんな!?」
驚きの声をあげて抗議しようとする後ろに控えていた女性に肩を捕まれて静止させられた。
「落ち着いてください会長!私達は挑んだほうなのです、条件やらなにやら全部こちらが決めてしまってはダメです!」
「だがメマ!あちらはそれで第五研究練の研究会や部活を潰していったのだぞ!」
「それは先にあちらに有利な条件をかなり提示してから行い、それを相手側が受けたから出来ることです!我々では無理です!」
どうやらあちらもバカばかりでないらしい。
「そう気張らないでください。別にあなた方に不利な条件を提示しようとしていません。むしろあなた方にメリットしかない条件です」
「……お聞きしても」
立ち直った会長さんが聞いてきた。
「こちらが提示する条件はつ、一つ目はそちらは全員で相手すること、二つ目はこちらは私とクルサの二人で相手すること、三つ目はあなた方は魔法剣術を使ってもいいですが、私とクルサは魔法剣だけということで」
「「なっ!?」」
さすがにこの条件は想定していなかったため二人は固まってしまった。
「そ、それではあまりにもこちらが有利では!」
「そうだ!俺達をバカにしているのか!」
メマと呼ばれた女性の反論に会長さんは激昂してきた。まぁ普通に考えてそうなのだが、アルフェーナは違った。
「そういうわけではありません。私達とあなた方と対等に戦うにはこうするしかなかったのです」
もうこれは誰がどうみても挑発意外のなにものでもないのだが、アルフェーナは違っていたわけだが、訂正することをしなかった。
「もうめんどくさいので用件だけ言います。決闘は三日後の放課後、場所は第五研究練の体育館、時間は……今4時……4時にします。遅れずに来てくださいね!」
そう言うとアルフェーナはそそくさと立ち去っていった。
あとに残された二人は伸ばした手で空気をつかむだけだった。
そして戻ったアルフェーナはめずらしく床に正座して、ことの詳細を聞いたエルザとブレンナにこっぴどく叱られた。
「何を考えてそんな口調で話していたんですか!」
「それじゃ煽っているのと変わらないじゃない!怒られるのも当たり前だわ!」
「もう少し何とかならなかったんですか!」
「どうしてもっと穏便に話を進められないんですか!」
二人から怒濤に怒られるアルフェーナは、意外にも反論せずしょんぼりしながら聞いていた。さすがに自身の言い方に思うところがあったようだ。
『ならこうならないように頑張れなかったのか?』
三人以外の五人が心のなかで同じ疑問を思った。でも自業自得である。
それから小一時間説教は続いた。
今回から軽く好きな小説を紹介します。
今回は有名所、『無職転生』です。
あらすじはニートが事故で死亡、異世界に転生して本気を出すというものです。
第一巻は赤ちゃん時代から始まり、幼少時代で師匠となると女性から魔法を習い、習得、友達を作り最後に父親の知り合いのところに預けられるまでです。
面白いのでよかったらどうぞ!
そして次回はアルフェーナとクルサが大暴れ!
好ご期待ください




