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舞姫と楽士の物語  作者: 桜 みゆき
第三部 晴れ渡る国

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12/29

間奏曲  過去過ぎ去りて

 一ノ姫の不貞。

 それにより当時の一ノ姫、ラミアが解任されてから三年がの時が経った。


 当時、ラミアが残していった一ノ姫の房飾りは、今は王宮楽団長エグゼルの元に安置されている。

 そう、彼女が房飾りを残し忽然と姿を消してから三年もの年月が経った今もなお、後任の舞姫は定まっていない。その房飾りは誰のものにもなることなく、不安定に存在していた。

 今は、エグゼルが箱に納められたそれを、懐かしげに、寂しげに見つめるのみで、日の目を浴びたことはない。


 ラミアの消息もまた、ようとして知れず、生死さえ不明だ。生きていれば、もはや少女と呼ぶのは憚られる、妙齢の女性となっていることだろう。


 そして、その将来を期待されながら、同じように表舞台から姿を消していた人物がもう一人。

 異例の速さで出世し王宮楽団員となったルテス。

 彼もまた、愛する娘の行方を追っていた。

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