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舞姫と楽士の物語  作者: 桜 みゆき
第二部 風の吹く都

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第五楽章  真実は深き闇夜の只中に

 二度にわたる大風の儀。

 そんな異常事態が、秘密裏に処理された日から数日後、王宮楽団、王城のみならず、その一週間も後には王都民にもわたり、ある一つの噂が囁かれ始めていた。


  今代の一ノ姫、不貞により舞姫たる資格を失う。


 ただの噂であったはずのそれは、一月後にはその噂を肯定するように、一ノ姫の交代が発表された。しかし、次代の一ノ姫はまだ選抜が続いている、という理由で今代の引退のみが行われた。

 この後、三年にも及ぶ、一ノ姫空位時代が訪れるのだが、民衆にとってはそれよりも重要だったのは、清らかであらねばならないとされている、王宮楽団舞姫の不貞行為であった。


 こうして、呪術師達の中では、過去に例を見ぬほど力が強いと、一目置かれていた一ノ姫の名は、地へと落ちることになる。


 しかし突如、問題の渦中に放り込まれた一ノ姫ラミアは、一ノ姫の証である房飾りを部屋に残し、この後消息を断つ。まさに、先代一ノ姫テンシアの後を追うように。



 再び物語が息を吹き返すのは実に三年の後。

 一ノ姫空位が続き、三年経ったある日のことであった。

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