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真実の恋  作者: くぼた
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彼の願い

 その後私達は解散して家に帰った。家に帰った後も気持ちの整理をすることができなかった。彼に会いたい。私はその気持ちが恋であることに今気づいた。しかし、私はもう振られて彼と会うことはできない。今まで輝いていた景色の色が失われたような感覚だった。


 次の日の放課後私は神社に行くか迷った。もし彼がいたらどのようにして顔を合わせればいいのか。それでも無意識にそこに向かっていた。いつもの場所ではなく昨日短冊を書いたところだ。そこには7月8日になった今日でもまだ短冊が飾られていた。そういえば彼は結局なんで書いていたんだろう。最後にそれだけ見てみようと私は考えた。

 彼の短冊には「茉莉がこれからも元気に生きていけますように」と書かれていた。

「え…なんで私のことなんだろう…」

 思わず声に出てしまった。私はあてもなく彼を探すために走った。彼が本当は何を考えているのかを知る必要があると思った。

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