表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
83/83

#80 秋へ

――ツキカゲ中学校


「なるほど、そんなことが……」

 チヒロとナオは、昨日あったことをハルコたちに話していた。

「でも、あれからどうなったんだろう?」

「そうだなぁ。まだ落ち込んでるままか、あるいは……」

 その途中、教室のドアが開く。そこには……

「やぁ、お前ら!おはよう!」

 とても笑顔なサトルがいた。それを見たチヒロたちは、開いた口が塞がらなかった。


――カツラギ中学校


「失礼しま……」

「あ、ワタル君!おはよう!」

 ワタルの担任のノゾミは、とても笑顔だった。ワタルは、開いた口が塞がらなかった。


 何故、この2人がこのような感じなのか?順を追って説明しよう……。



 サトルは家に帰ったその後、紙袋の中を確認する。その中にはハンカチと手紙、そして……

「ハンカチ?」

 きれいにラッピングされていたその中には、水色のシンプルなハンカチが入っていた。そしてサトルは、手紙を確認する。その手紙には、この前のデートについてのこと、水色のハンカチは、デートの際にあげようとしたが渡せなかったこと。そして最後の文面には……


『来週また、どこかへ出かけましょう!不器用な私ですが、これからもよろしくお願いします。 ノゾミより』


 手紙を読み終わったサトルは、すぐに電話を取る。その相手はもちろんノゾミだ。その後2人は、公園の時のぎこちなさはなく、約1時間、談笑をしていた……。


――ツキカゲ中学校


「またデート……楽しみだなー……」

「「「「「「……」」」」」」

 チヒロたちは、ニヤつきながら何かを言っているサトルを見ていた。


――カツラギ中学校


「デート……フフッ……」

「……」

 ワタルは職員室を出る際に、ノゾミがそう呟くのが聞こえた。



 放課後。チヒロとナオは、家へ向かって歩いていた。

「でも恋人も先生って驚いたなー」

「それ、昨日も行ってたぞ」

「そうだっけ?それにしても……夕方は涼しくなったね」

「もう秋だなー」

 

 そして季節は、長かった夏から秋へ……


次回から『秋編』になります。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ