#65 チヒロの感想は……
――ツキカゲ公園
「お、お前ら……!」
2人の少年……ワタルとコウスケが、公園で待っていた。
「今回は、ワタルとコウスケに手伝ってもらったんだ!」
「ありがとね!」
ケンイチが、ワタルとコウスケにお礼を言う。
「でも、なんでこの2人に?」
「それはな……」
ナオの疑問に、コウスケが話し始める。
ワタルたちの作った秘密基地を見て、一週間がたった頃。ケンイチとケンジは、コウスケをある場所に読んでいた。
「ここに作りたいんだね?」
「「うん!」」
ある場所……それは公園の裏。公園の裏には、広めのスペースがあった。ここを見てケンイチとケンジは、ここに秘密基地を作ることを即決した。そして、そこに置く椅子や机を、コウスケに作ってもらおうと頼んだのだった。途中からワタルも加わり、4人で秘密基地を完成させたのだった……。
「はい、着きましたよー」
「これが俺たちの秘密基地だ!」
目的地である公園の裏についた一同。そこには、コウスケが作ったであろう椅子が3脚と机が1台。そして、古びたソファーが1台あった。
「おー、意外ときれいだな」と、マモルが感想を言う。
「草をむしったり、掃除もしたからな」
「ソファーは?」
「既にここにあった」
「やっぱり上手いなー」
ナオは椅子の出来を見て、そう呟く。
「俺たちも作るの手伝ったんだぜ!」
ケンイチがそう言うが、ナオは後からコウスケに耳打ちで「ホントはすぐに作るのを諦めてたよ」と聞いた。それから一同は、秘密基地の外観を見ていた。
「チヒロ、驚いたか?」
しばらく見ていたチヒロにケンイチが尋ねると……
「そうだな、凄いなーって思った」
「「やったー!」」
チヒロの答えに、ケンイチとケンジはハイタッチをして喜んでいた。その様子を見て、チヒロだけではなく、ナオたちも苦笑していた……。




