表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
60/83

#57 がんばれ村長

――村長の家


 現在、居間には、エミリとナオヤ、そして……チヒロ、ナオ、トモ、マモルがいる。チヒロたちは、「何故、俺たちが……」と思っていた。それを、エミリとナオヤは知らない。村長はというと……


「ねぇ、お父さんは?」

「あ、えーと……トイレかな?」

 村長が行ったのは、トイレではなく……客間だった。村長は今一度、『彼氏が来た時の対応の仕方』を記したノートを見ていた。


「ねぇ、君たち」

「「「「はい?」」」」

 チヒロたちは、ナオヤから声をかけられて、ほぼ同時にナオヤの方を見る。そして思わずハモる。

「お義父さんって、どんな人なのかな?」

「「「「え?」」」」

 ナオヤからの質問に、チヒロたちは再びハモる。


 そして4人は、村長はどんな人なのかを必死に考えていた。そして……結果が出たようだ。

「面白い人」とマモル

「……自由な人」とトモ。

「調子に乗っちゃう人」とナオ。

「よく落ち込む人」とチヒロ。

 4人からの答えにナオヤは……

「あ、なるほど……」

 それしか言えなかった。


「それにしても、トイレ長いなー」

 あれから話を続けていたチヒロたちだが、なかなかこない村長に、エミリが気に掛ける。チヒロたちも、村長のことが気になってしょうがなかった。その時……障子が勢いよく開いた。


「……待たせたな」

 相変わらずの無表情だが、どこか自身があるような感じの村長。そんな村長に、チヒロたちは、まだ心配している。エミリとナオヤは、どうしたのだろうと、わかっていない様子だ。


 村長は元いた場所に座り、ナオヤの方を見る。

「ナオヤ君!」

「は、はい」

 初めて村長から名前で呼ばれて、少し驚いたナオヤ。この後村長が何を言うのか、全員が気になっていた。そして、村長が言った言葉は……

「好きな……食べ物は?」


 村長以外の全員がズッコケた。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ