#47 旅行 ~いざ、海へ~
――キサラギ海水浴場
キサラギ海水浴場は、多くの人で、にぎわっていた。
「海だー!!!」
マモルが両手を上げて叫んだ。
6人はそれぞれ水着に着替えていた。ちなみに6人の水着は……
チヒロ→赤のサーフパンツ
ナオ →オレンジのサーフパンツ
トモ →緑のサーフパンツ
レナ→青の花柄のビキニ
ハルコ→水色のフリル付きビキニ
マモル→黒のサーフパンツ
「ちゃんと準備運動しろよー」
村長は白いTシャツとハーフパンツをはいている。まだ海には入らないようだ。
「よし、準備運動もやったことだし……」
「行くぞー!」
ナオのその掛け声で、6人は同時に海へ走り出した……しかし、6人は海に少し入った途端、すぐに海から上がる。
「どうした?」
6人の行動に、村長は首を傾げる。
「「「「「「冷たかった……」」」」」」
「……ぷはぁーっ、やっぱいいなー海は!」
海の冷たさに慣れたチヒロたちは、それぞれ泳いでいた。ナオはとても楽しそうだ。ハルコとレナは持参してきた浮き輪に乗っている。こちらも楽しそうだ。マモルは、クロールを全速力でやっていた。トモはそんなマモルを相変わらずの無表情で見ていた。
「元気だなー……」
村長は、チヒロたちを見てそう思った。
チヒロとナオは、浜辺を歩いてた。その途中、あるものを見つけた。それは……洞窟だった。それを見たチヒロはあることを思い出す。
「あの双子は好きそうだなー……」
「だね」
皆さんは、誰だかもうわかっていると思うが、あの双子とは……探検好きなケンイチ、ケンジのことだ。
「おい、見ろよ!洞窟だぞ!」
「本当だ!」
2人が歩きながら話していると、近くから子供の声が聞こえてくる。
「そうそう、あんな風に……ん?どっかで聞いたことがある声……」
チヒロとナオは、声のした方へ振り向く。そこには……
「あっ、チヒロ!」
「ナオもいる!」
ケンイチとケンジがいた。
「な、なんでお前ら……」
「親戚の別荘に遊びに来たんだー!」
ケンイチは笑顔で答える。
「チヒロたちもここに来てたんだー」とケンジ。
「それよりもチヒロ、今からその洞窟に……」
「おっと、そろそろサーフィンの時間だ。行くぞ、ナオ」
チヒロとナオは逃げるように走る。
「「待てー!」」




