#46 旅行 ~別荘~
目的地の『キサラギ』へ着いたチヒロたち。駅を出ると、村長と同じ年くらいの『狐族』の男がいた。そしてその人は、こちらに気づき……
「おう、久しぶりー!」
「久しぶりだな、『マサムネ』」
村長とマサムネが握手を交わす。
「というわけで、こいつが俺の友達のマサムネ」
「こんにちは」
マサムネは、チヒロたちに笑顔で挨拶をする。
「ほれ、みんなも自己紹介しろ」
村長に言われ、1人ずつ自己紹介をする。そしてみんなの自己紹介が終わった後、全員で……
「「「「「「よろしくお願いしまーす」」」」」」
声を揃えて、マサムネに挨拶をした。
「はい、着きましたよ。ようこそ、ウチの別荘へ」
駅から歩いて10分。写真で見たあの豪華な別荘が、目の前のある。チヒロたちは別荘を見て、改めて驚きを隠せないでいた。
そして中へ入ると、まずは荷物を部屋に運ぶことになった。部屋はペアで割り振られる。そのペアは、『チヒロ&ナオ』、『トモ&マモル』、『ハルコ&レナ』だ。ちなみに村長は、一人部屋に泊まることになった。
「チヒロ、海が見えるよ、海が!」
ナオが窓の方へ指を差す。チヒロたちの部屋は、窓から海が見えるようになっていた。
「早く海に行きたいね」
「ナオが一番、楽しみにしてたもんな」
朝からとても機嫌がいいナオを見て、チヒロも思わず笑ってしまう。
「おーい、昼飯ができたぞー!」
しばらく、チヒロとナオは話していると、村長が呼びに来る。
「とりあえずまずは昼飯だな」
「うん!」
次回、いよいよ海へ……




