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あの日から―

 ――あの日から僕達の日々は一変した。


 いつもの様に僕達は一変した日々の中でもバカみたいに騒いでいる。皆、少しも楽しんではいない。


 そんな僕達のバカみたいな日々は日に日に崩れ落ちていく。


 僕達の崩れ落ちていく日々を日記に書きとめている。

 楽しみ。

 苦しみ。

 愁い。

 喜び。

 僕達の崩れ落ちていく日々は、それらのことが今のところ全くない。

 

 僕達はそれで仲が良いといえるのだろか。

 喧嘩もしない僕達が仲が良いと本当に言えるのだろうか。


 僕達の仲はいつか完全に崩れ落ち、終わりを向かえ、このままで未練を残して死んでしまうのか。


 僕は、そんなことでは死ねない。死んでもこの世界をさまよい続けることになるだろう。

 それでも僕は何もしようとはしない。何も勇気がないからだ。そんな僕は僕のことを好きになることはできないだろう。


 ――いつか、僕達は昔の本当にバカだった頃に戻ることはできるのだろうか。

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