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 ――おとぎ話はめでたしめでたしで結ばれる。

 けれど、本当にそうなのだろうか?

 困難に陥った若い二人が力を合わせ、苦難を乗り越え結ばれる。

 物語のありふれた形。そして二人はいつまでも幸せに暮らしましたとさ。綴られた物語は、まるでそうあるべしと、例外など認めないとでも言うようにそこで途切れていて。

 ……その先に本当に、二人は苦しむこともなく悩むこともなく暮らしたのか、それが本当に幸福なことなのかは誰にも解らない。

 たとえ何不自由なく暮らしていたとしても、きっとそれはそれで不満が生まれるだろうし、その平穏をいつか退屈と感じてしまうかもしれない。

 人と言う生き物はいずれ慣れるものだし、それが人という生き物だから。

 けれど、そんなことは一切考慮されず、夢物語は結ばれる。


「めでたしめでたし」


 その先にあるものが本当に幸せなのか。物語が幸福であるのか――

 信じたいのなら、疑うべきではないのだ。


「そして二人は末永く幸せに暮らしました」


 そんな幸福な、幻想を――



   ・ ・ ・



 翌日、二人の姿は灯台に続く岬にあった。


「ほー……なかなか立派なものだとは思っていたが、近くで見るとまた壮観だな」


 そういって見上げるのはテオ。一応は町の範囲内とはいえ、外れであるため万が一の荒事も想定し、その腰には一振りの剣がつり下げられている。

 ほとんどの地方においていえることだが、町の外は人の領域ではなく獣の領域だ。無論、耕作地や放牧地、猟師達の狩り場など人の手の入った場所は有るが、基本的には獣の闊歩する危険地帯だと考えていいだろう。

 故にいつ襲われるか解らず、町と町、あるいは村々をつなぐ行商人は有る程度の腕を持つか、あるいは護衛を雇うなどが一般的だ。また旅などをする場合も同じで己の力量に自信があるか、今度は逆に隊商に金を払って同行させてもらうかと言った手段が主流となる。そのため、ほとんどの者が生まれた町なり村なりから余所へ行くことはなく、ましてや異なる地方まで足を運んだことがある者など輸送などを生業とするごく限られた範囲の者くらいだ。

 つまりまあ、各地の伝承を調べたいという理由であちこち回るのはかなり酔狂な部類の人間である、ということである。


「……そんなに驚くような物なの?」

「ん、ああ。確かに大きさだけで言えばもっとデカイのは探せばあるだろうが、ここくらいの規模の町でこんな大きな灯台を建てるとなると、ずいぶんホネだろうにと思ってな。……昔はもっと栄えてでもいたのかね」


 確かにテオの言葉通り、灯台そのものの作りは立派で、あの規模の港町にはそぐわないものだ。また、町からも港からもずいぶん離れた位置に位置しているのも、少し妙なものがあるように思える。


「そんなこと、私に聞くよりもあなたの方が詳しいでしょう」

「まあ、なぁ。そっちの方の資料もまた探してみるか……」


 ただ、町の発展や自然災害などによって町が移動し、しかし灯台などの建て替えに手間のかかる建造物が取り残されることはさして珍しいものではない。現に灯台ののあちらこちらには長い年月に晒されたせいだろう痕跡が見られた。だが丁寧に修繕されているようで、多少嵐が来た程度では壊れない、灯台としての役目を十分に果たしていることは外観を見ているだけでも伝わってくる。

 静かにその存在を語る灯台を見上げるのを止め、二人は入り口の戸を叩く。


「すまない、誰か居ないか?」


 しばらくの間中の反応を伺うが、灯台の中から返答がくることはなかった。


「……留守なのかね?」

「思ったのだけれど……」

「うん?」

「灯台は、普通夜に火を灯しているのよね?」

「まあ、そうだろうなぁ」


 リサの言葉を肯定する。日のある内では光はあまり目立たず、むしろ灯台という建造物そのものが遠く沖へ出た船に位置を知らせる役目を果たすものだ。


「ということは……今は寝ているんじゃないかしら」

「おお、そういえばそうだな」


 指摘されて今し方気づいたとばかりにぽむと手を打つテオに、リサは呆れた視線を向けたのだった。


「なら夕方にでも出直」

「誰じゃ、こんな時間に非常識な!」


 出直すべきだと結論の出かけたまさにそのとき、これまでしんと沈黙を貫いていた扉が唐突に開かれ、不機嫌を隠しもしない声が二人に向けられる。

 怒鳴り声の主は老人だ。白くなった髪と皺だらけの肌はその人物の生きた年月の長さを物語る。が、かといって弱々しいとか風が吹けば折れそうだとかいった様子はまったくなく、昔は船乗りでもしていたのだろう、年老いた今もしっかりとした足取りを保ち、むしろ半端な若者を叱りつける勢いを無くしていない。

 そう、丁度今眠りを妨げた二人にそうしているように。


「あー……すまない。俺はテオ、こっちはリサ。旅の者だ。行く先々でその土地の伝承なんかを集めているんだが……その、休んでいるところ邪魔してすまなかった。夕方にでもまたくるから、その時に良ければこの灯台にまつわる話を聞かせてもらえれば有り難いんだが」

「ふん、伝承とな。物好きなアーネルドの連中でもあるまいに」


 一通り雷を落とし終えた老人にそう告げると、老人はふんと鼻を鳴らす。


「物好きって……いやいやじーさん、あの地方民話集はあちこちで認められてるだろ? それを物好きって」

「物好きを物好きといって何が悪い。ただの話を聞くためにわざわざ首都くんだりから足を運ぶなど、よっぽどの酔狂じゃろうが」

「否定できない部分もあるが、そういう酔狂な人間の一人や二人居た方が世の中何かとおもしろいと思うがね」

「は、言いおるわ」


 苦笑混じりの言葉に、老人はにべもない。


「何をしておる、さっさと入らんか」

「へ? や、じいさん休んでいたんだろ? なら出直してくる」

「今更静かになったところでろくに寝られんわ。また邪魔されるくらいならさっさと済ました方がこっちも楽じゃ。こんな老人の話で良ければしてやる。が、終わったらさっさと帰れ」


 そう言い残すが早く、老人はくるりと背を向けて灯台の中へと姿を消す。不機嫌な様子からとりつく島もなく断られると思っていただけに予想外の展開にしばし考えたものの、せっかく招かれたのだからと老人の後を追った。



   ・ ・ ・


 それは港町の昔の物語。灯台守をしていた青年がある嵐の日、高波にのまれ荒れた海へと転落してしまう。

 灯台から町の灯りが見えないほどの悪天候。高波によって内陸の建物でさえ被害を受けるほどだったという。そんな日に沖へ出れば――いや海に落ちればどうなるかなど、子供でも容易く想像できる。

 嵐が去ったあと、姿の見えない青年は最後の目撃証言などから海の様子を見に行き、そのまま波に浚われてしまったのだろうと判断され、青年を知る者はその早すぎる死を悼んだ。

 しかし翌日、死んだと思われていた青年は町へ姿を現す。死んでいると信じ切っていた町の者達は有る者は腰を抜かし、ある者はその生存に涙したという。

 いったい何処にいたのか、嵐の海に落ちたのではないのかと問う言葉に青年は確かに海には落ちたが、そんな自分を助けた者が居たと答える。海に落ちる前に助けられたのかと問えば、青年は首を振った。その者は一度海に転落した自分を海の中で助けたのだと――

 嵐の海だ、人はおろか船、鳥や魚達ですら自由に動くことなどできはしない。そんな日に海へ出るものなど居るものか。町の者達はそういって青年の話を信じず、青年はあわやという体験をしたため記憶が混乱しているのだと判断された。

 現に助けた者の容姿を問うても、青年は答えられずただ人の手が己を助けたのだけを覚えているといった、曖昧な返答しかできなかったためだ。

 話を信じる者が一人も居ない中、青年は灯台守の仕事を再開する。日常に戻ってからも、青年は己を助けた存在のことを忘れる日は一日たりとも無かった。

 そうして一月ほどたったある日、灯台のほとりに一人の娘が流れ着く。町の近くには船の座礁しやすい岩場があるため、沈んだ船の乗組員や積み荷が流れ着くことは珍しくない。この娘もそんな一人なのだろう。

 幸いにも娘にはまだ息があったため、青年は引き上げた娘を寝かせると慌てて火をおこし医者を呼びに走る。行く当てのないと迷子になった子供のようにか細く答える娘に、青年はならしばらくここに住めばいいと提案し、娘は頷く。

 こうして灯台守と娘、二人の生活が始まった。

 ただ居候をするのは気が引けるからと、娘は灯台守の世話をする以外にも、時折浜に出ては貝殻や珊瑚などを拾って生活の足しにと渡した。娘の集める貝殻や珊瑚はどれも美しく、そう簡単に見つかるものではなかったのだが、それを売って生活を立てる者も居たため、そういった物を探すことが得意なのだろうと、良い人に来てもらったものだと羨む者は居ても怪しむ者は居なかった。

 そうして半年ほどの時が経ち、娘もすっかり町に馴染んだ頃、再び嵐が町を襲った。

 突然の嵐の対応に追われる中、嵐から船を守るため、町の漁師達と同じように港を駆け回っていた灯台守は高波に呑まれてしまいました。

 誰もが為す術もなく自然の驚異に身をすくめる中、ただ一人動く者が居た。灯台守と共に暮らす娘だった。

 娘は人々が止める間もなく海に飛び込むと、しばらくして灯台守を抱えて荒れた海から顔を出しました。

 どんなに泳ぎの上手いモノであっても、嵐の海で泳ぐなど、ましてや波にもまれる人一人を抱えて泳ぐなど出来るはずもなかった。

 ――娘は、人間では無かった。半人半漁の人外であり、以前灯台守を助けたのもまた彼女だった。

 人魚の中でも若い彼女はいつしか人に興味を持ち、人の町の近くまで遠征しては人の営みを眺めていた。そしてあの嵐の日、海に落ちた灯台守を助け、その後の様子が気になり、人と偽って様子を見に来たのだった。

 町の者達に正体が知れ、灯台守にもまた気味悪がられるだろうと怯えた娘は何も告げずに陸から去ろうとしましたが、意識を取り戻した灯台守が二度も助けてくれた相手を無下にはしないし、町の者達にもさせないと説得し、娘は陸に留まることとなりました。

 初めは娘の存在に戸惑いを見せた町の者達も、正体が露見して以降はその人外の力を用い、灯台と共に船の安全を守る存在となり、次第に受け入れられていったという。

 こうして灯台守の守る岬は人魚岬と呼ばれるようになり、二人はいつまでも幸せに暮らしましたとさ――


   ・ ・ ・



 古い物語を語り終えた老人は、ぬるくなったカップを傾け喉を潤す。


「……ま、ワシの知る話はこんなものじゃ」


 相変わらず面白くもなさそうに、どちらかと言えば不機嫌そうな声で物語を締めくくった。


「船乗りを助ける人魚……なるほど、確か他の地方にも似た話が……参考になった、助かるよ」

「ふん」

「………」


 礼を言うテオにも相変わらずのうろんげな眼差しを向けるばかりでにべもない。そんな二人のやりとりを静かに聞いていたリサは押し黙ったまま思考にふける。


「リサ?」

「……他の地方にも、似た民話があるの?」

「ああ、人魚の話自体は海辺水辺の町ならそこまで珍しいものではな……まあ、地方によっては人をたぶらかす水魔の一種だとか、声に聞く者を惑わす力があるとか、血肉が不老不死の霊薬になるだとか、ここみたいに人を助けるある種の守り神みたいな存在だとか細かい部分にいろいろと差異はあるけどな」

「そう……」

「ま、今はアーネルドの連中が書いたのが主流になっておるらしいがの」

「そうなのか?」


 どことなく吐き捨てるような老人の言葉に、テオは問いを投げた。


「多くの者が読んでおると言ったのはぬしじゃろうが。細部はともかく、概要ていど知っておるだろうに。……ほれ、用が済んだならとっとと失せるんじゃな」

「あ、ああ。すまなかったなじいさん、起こしちまって」

「ふん、今更じゃろう。そう思うのならとっとと失せるなりなんなりしろ」

「ははは、これは手厳しい」


 相変わらず不機嫌な老人に礼を言い、二人は灯台から立ち去ることにする。これ以上ここにいても話を聞けそうにもないし、何より休んでいた老人を起こしてしまった手前、用が済んだのならすぐに立ち去るのは礼儀だろう。


「………」


 そんなことはリサにも解っていた。けれどテオと同時に扉はくぐらず、問いかけるようにじっと老人を見つめた。


「……なんじゃ娘っ子、まだおったのか」

「その人魚は……」

「うん?」

「……幸せに、なったの?」


 しばし逡巡した後、うまい言葉を見つけることができず、口に乗ったのはそんな曖昧な言葉。怪訝そうな老人は一瞬意外そうな顔をし、ますます不機嫌そうに皺だらけの顔を歪ませる。


「さあの、所詮はおとぎ話じゃ。……何処までが本当で、何処までが嘘かなど、わしらには解らん」


 告げられるのは端的な言葉。


「ただ……この話をするとき、爺様は決まって寂しそうな顔をしておったがの」


 付け加えられた言葉を口にするとき、老人は後悔とも何ともしれない、祈るような眼差しをしていた。




「そういえばリサ」

「?」


 灯台から町に向かう道すがら。


「あの爺さんに見覚えでもあったのか?」

「……何で、そうなる」

「いや、だって出てくるのが遅かったろ? 何か話していたのかねってな」

「……気を使ってくれたの?」

「うん? あー、まあそんなところか」

「……だったらお生憎様。初対面よ」


 テオの見た目とは違った心遣いににべなく返す。どちらかと言えば愛らしい部類に入るリサだが、その言動には突き放すようなものが多いため取っつきにくいのだが、そんな事など百も承知、むしろ気にとめないのがテオという男である。


「そっか。おまえが忘れているだけってセンは?」

「無いわね。……そんなに厄介払いがしたいのかしら?」

「いやそんなことは思ってないって。むしろ旅は道連れ世は情け、にぎやかな方が飽きない……って、そうじゃなくてだな。忘れていることが多いのは何かと不便だろ? 思い出せるのなら思い出せた方がいいだろって思ってさ」


 深刻なことではあるが、あえてそこまでではないような軽い口振りで語るテオに、リサは一瞬面食らったようにぽかんとし、


「……ら……け……いか」

「リサ?」


 苦い苦い木の実をかじってしまったかのような顔でうつむくリサを心配し、テオが声をかけようとしたちょうどその時、


「ああ、先生! 良かったこちらにいらしたんですか!」

「うん? って、あんた宿屋の主人じゃ……いいのか、店の方は?」

「ええ、今はさほど忙しい時刻でもないので家内に任せて――と、そんなことを話している場合ではなかった」


 息を切らせながらテオを呼んだのは、この数日ですっかり顔なじみとなった宿屋の主人。その一歩後ろには旅装束の男が一人。


「こちらは今日この町に着いたというキャラバンの方なのですが、町の近くで魔物に襲われたらしく助けを呼びにこちらへ。幸い近くにいた腕に覚えのある者がすぐ応援に向かったらしいんだが、結構な怪我人が出たとかで急ぎ先生を呼びに来たんだ!」

「魔物? 規模は? 町の方は大丈夫なのか?」

「……大蜥蜴だ。数はそう多くないし見たかぎり特異個体も混じってはいないようだった。外壁があれば問題なくしのげる。が……遮蔽物のない外では……」


 大蜥蜴と呼ばれる魔物はその名の通り大きな蜥蜴だ。個体差もあるがおおよそ子供程度の体躯のモノから体を伸ばせば大人一人と張り合うモノまで。普通の蜥蜴がせいぜい両手の平からはみ出る程度だとして、もはや別種とも言うべき巨体である。

 通常の蜥蜴はもちろん人を襲うことなどないが、大蜥蜴と呼ばれる魔物は人をも襲い、鶏などの家畜どころか子豚、果ては人の子供やその親すら飲み込むという報告も上がるほどだ。

 だが大蜥蜴の真に警戒すべきはその身に纏う毒である。比較的小さな個体でも爪などに即効性の麻痺毒を持ち、傷つけた者から行動の自由を奪う。そうして動けなくなったところを喰らうのだ。

 そのため動き自体はさほど早くはない部類にはいるものの、魔物としての危険度は跳ね上がる。とくに荷を運ぶキャラバンが襲われた場合、荷車を引く馬が麻痺すれば、それは致命的だ。積み荷は諦めるしかないなどといった状況に陥ることも少なくはないため、街道をゆく者達からの嫌われ者である。

 また大型の個体や変異個体と呼ばれる強力な個体にいたっては、麻痺毒だけでなく他の毒を持つ場合もあり、時として討伐された後も被害を拡大させるほどの質の悪さを持つ。

 よって街道や町の付近で目撃された場合、住人や旅人が協力して対処に当たる事となる。


「わかった、すぐ行こう。リサは……」

「行くわ。……簡単な処置なら手伝える」

「そうかい。と、言うわけだ。案内してもらえるか?」


 一体一体の能力はさほど高くはないとはいえ、仮にも魔物、厄介な相手には変わりない。危険からなるべく遠ざけようとするテオを遮り、リサは同行を主張する。厄介者ではあるがそれはつまり対処する回数が多く、転じて対処方法がある程度確立されているという事だ。もちろん絶対の安全などないが、今は一人でも人手があった方が迅速な沈静化につながるのは誰の目にも明らかだろう。

 一度言い出したら聞かないところのあるリサだ、今この場で留まらせようとしても時間の無駄にしかならないだろう。無理に置いていけばこっそり後を付けかねない。そちらの方がよほど危険だ。

 できれば女子供は安全な場所にいて欲しいという思いを飲み込み、テオ達は旅装束の男に先導される形で町の外へと向かった。

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