真っ白ご飯
ひとまず、ここまで書きました。
私の力ではこれが限界です。
あ、あとついでに書き方がナレーション的なモノから変わってますが基本的にはこっちの書き方でかいていきます。
最近、といっても二週間ほどになるが俺は今、とても不思議な出来事に巻き込まれている。
何というか……その……憑かれているのだ。
しかし憑いてるヤツが妖怪やオバケ、悪魔だったら良かった。いや、憑かれること自体良くはないが、まだいい方だ。
憑いてるのは、そんな禍々しいものではなく、聖なる天使、ただ、すごい生意気でムカつく天使だった。
ことは、二週間前に遡る。
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俺、多田野 元晴は、高校一年の秋という勉強にも部活にもだらけきってしまう時期に、授業中呑気に外を眺めていた。 特に深い意味はなかったが、なんとなく、みんなと同じようにだらけてたほうがいいかな、と感じたからだ。
かれこれ10分ほど外を眺めいると、急に暖かい風が前から吹いてきた。
なんだ? と思って視線を前に向けると、この寒くなってきた秋空のなかどこかのバカが開けっ放しにした窓から、白く光る翼を持った少年が入ってきた。
「なんだ……コイツは……」
咄嗟に周りを見渡してみると、誰もこの人外生物の侵入にきずいていないようだった。
昼寝をするもの、机の下でケータイをいじるもの、全く違う教科を勉強している奴もいる。
そんなことをしている間にも、少年の翼は徐々に透明になっていき、やがてみえなくなった。
翼をたたみ終えた少年は10歳ぐらいだろうか? 髪はショートカットのくせに、やたらサラサラしていて、とても綺麗な黒髪だった。
と、そんなことを考えている間に少年が静かに俺のほうへ歩いてきた。
俺は咄嗟に外に目を向けるが、少年は俺の横で止まり、耳に顔を寄せて、静かに口を開いた。
「バァーーーカ」
「はあっ!? いきなりなんだよ!」
なんなんだよ、このガキっ! いきなりバカ呼ばわりするか!
ほら、隣りだって変な目でこっちをみて……
んっ? たぶん、このガキは俺以外誰も見えないんだよな……
ということは、周りから見れば俺は授業中にいきなり大声で叫んだワケで……
「多田野、授業終わったらお前職員室こいな」
結果的に職員室で教師にコッテリ叱られ、その間もガキは俺の周りについてまわった。
教師に叱られたあと、誰もいない教室でやっと俺はガキとまともに会話ができた。
「おい、クソガキ! お前一体なんなんだよ。さっきから俺につきまとって」
「あ? ああ、誰も居なくなったからしゃべり出したのか」
「無視すんじゃねぇ! クソガ…」
「クソガキじゃないから、お・に・い・さ・ん」
ガキはそういって、右手の指で何かを叩くようなしぐさをした。
すると、ガキの右手に光が集まっていきカードのようなものが出てきた。
ガキはそれを無言で俺に手渡す。
受け取って見てみると『ヘブン 上層管理兼警護部 天使』と簡素に書いてあった。
「クソガキじゃねーよ、天使だバァーーーカ」
またバカ呼ばわりされた。イライラするが、大人の対応として我慢することにする。
「で? 天使が俺になんの用だよ?」
「ああ、そりゃあお前を幸せにしてやるためだよ」
「はあっ!?そんなことしてもらわ……」
「とにかく、よろしくなバカ」
こうしてめでたく俺は天使に憑かれてしまったのである。
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そして今に至るわけだが……
「天使、お前さ俺を幸せにするつもりある?」
「ああ、もちろんあるよ」
ソファーに寝ながら言われてもなぁ……
ここ二週間、天使は俺についてまわるだけだった。なにか言うとすれば……
「おいおい、今日もご飯に何かかけるのかよ」
これぐらいのもんである。
コイツ、本当に俺を幸せにできるのだろうか?
お読みいただきありがとうごさいました。
これからもノロノロと書いていくので、見つけたらまた読んでくださいね。