お土産
町は、人で賑わっていて、町に作りもイートラ国と少しだけど違い
こっちの町のほうが整っている感じがする。
そんな印象を受けながら町を巡っていた。
最初は案内を買って出たヨハンナさま。
案内は聞けば一応してくれるけど、後は隊長とおしゃべりしながらで
独り周りを気にせず、デート気分を満喫している様子。
肝心の隊長は一応ヨハンナ様のご機嫌を損ねて無い様に、
王子の警備をしながらヨハンナ様の相手をしていた。
一方私やテディ、ナサリオ、二ールは、買い物はできないけど商品を眺め
それなりに楽しみながら、王子の警護に当たっていた。
隊長を見て見ぬふりの態度じゃ恋人失格じゃないか?
ってテディに聞かれたんですが、
ただいま勤務中!公私混合はやめましょう♪
っていったら、都合いいな(笑)って笑われた。
都合良くても何でもいい!
勝手に恋人にしたのは、隊長ですから!しかも命令。
順調に、町の視察も進んであと少しと言うとこで、王子にお願い。
「あの、お土産買いたいんで少しだけ自由行動いいですか?」
この言葉には、みなさん少し呆れてました。
「あれ、いけない事いった?」
「いや、少しだけだぞ。」
王子からお許しをもらい、テディと一緒に買い物へいった。
ちなみに護衛が護衛対象から外れるわけにはいかないと、
ナサリオと二ールは王子の元に残っていた。
行くときに、テディが迷子になるといけないからと手をつないでくれた。
後から聞いた話だと、
それ(テディと私の手をつないだ後ろ姿)
を見た王子と隊長が大笑いしたそうだ。
・・・さきほど、目星つけておいた店につくと、
さっそくお土産選び開始!
お兄ちゃんに光耶ちゃん、メイに先輩かな?
指折り数え、お菓子の箱をひと箱と色違いのきれいな石のついた
ペンは、私と王子風耶の分も買った。
本当は、個々にもっと色々と思ったけど、
そんなに時間と金の余裕がないので
コレぐらいで・・・
テディも、頼まれたナサリオや二ールの分も買い終わり
みんなの所へ戻ることにした。
いつも読んでいただいてありがとうございます。
王子と隊長が大笑いした真相。
イメージ的に大男(独身)が、ロリコン(笑)
に見えたから。