相性と職
おはようございます。
今日は、こちらただいま雨です。
涼しいです♪。
さて、前回から引き続き王子とお兄ちゃんと夕美&風耶でお送りいたします(笑)
「精霊との相性って大事なの?」
「光耶が言うには、結構大事らしいよ。王子の例で言うと、もともと相性が悪くて見えてたり見えなかったりしてたのが契約するときも、風耶が逃げたんじゃなく王子が風耶を見えなくなったんだって。」
あら~大変だったね。
『だから、ユミが来るまで退屈だったよ。ユミのおかげでそんな退屈な日々も過ごさなくて済むようになったけどね♪』
じゃ、私との相性は良かったわけだ。
良かった。
「で、どうして職を変えなきゃいけないんですか?」
もともと、お兄ちゃんや王子のススメで始めた仕事だったのに。
「元々、俺が契約しようとした精霊だ。なるべく俺の下で働いてもらいたい。何なら結婚でもいい。」
「「却下!!」」
『我がままでしょ?』
『そうだね。』
風耶と私の王子に対する意見は一致しているようだ。
「ユミを貴方と結婚させるぐらいなら、ユミと俺は隣国へ逃亡しますよ!」
「わかった。とりあえず、今はあきらめる。」
「今だけじゃなく一生あきらめてください!」
この時、お兄ちゃんが居てくれて本当に良かったって思った。
結婚なんて、冗談じゃない!一体この王子何がどうしたんだ?
この前まで先輩にプロポーズして、一生懸命アプローチしてたのに。
そんなことを考えていると、お兄ちゃんは
「とりあえず、夕美は俺と一緒の職業ね。あっ俺一応この国の軍に所属してるから。」
と言った。
お兄ちゃんと一緒の職業=魔導士
「でも、私魔法なんて使えないよ。」
「大丈夫だよ。風耶もいるし、俺も教えてあげるからね。」
「でも、そしたらメイは?」
「それなら、大至急代わりの者を手配する。」
そう言って、王子はいったん部屋から出ていった。
1話目を、読み返してみるといつの間にかセリさんから王子に代わってた!!
とりあえず、このままいっちゃお~♪
気が変わったら、また少しずつ手直し始めるかもしれないデス・・・。