買い物
町に着くと早速買い物。
まずは、服屋さんに入りメイや先輩に見てもらいながら購入。
メイに教えてもらいながら初めてこっちの世界のお金を使った。
お金は、全部コイン。
ドッカの外国のように銅貨、黒貨、銀貨、金貨とあった。
そしてそのコインたちが一般に使われているらしい。
日本円で
銅貨=10円
黒貨=100円
銀貨=1000円
金貨=10000円
って感じで1円や5円がこの国に存在しないので基本的に、買い物していても端数にならず、
支払いのとき気を遣わなくて良いことが分かった♪
一方護衛として付いてきているシラトくん。
どこの世界でも、女の買い物に付き合わされている男は待ちぼうけが鉄則らしく店の外で
突っ立って待ってます。
一通り買い物が終わると
待ってましたと言わんばかりにとびきり笑顔になり「お昼にしよう!!」と張り切りだした。
よっぽど、退屈していたらしい。
シラト君はメイと腕を組み歩き私たちもその後ろを歩く。
「この辺でおいしいところしってる?」
2人に聞くと、
「いつものとこで良ければ。」
そう言って、近くの庶民的な食堂へ案内してくれた。
「こんちは~」
「いらっしゃい!!」
でてきたのは、恰幅のいいおばさん。
「ランチ頂戴!」
「はいよ!」
「皆ランチでいい?」
「私はいいよ?先輩は?」
「私もそれで。」
「じゃ、みんなランチで。」
「ちょっと待ってて。」
注文し、少しするとおいしそうなランチがやってきた。
「お待ちどうさま。」
そう言って、おばさんは厨房のほうに戻り
私たちは、食事をはじめた。
たべてみると、
「おいし~!」とつい言ってしまうほどおいしかった。
「そうだろう!ここには、俺もメイも町へ来るたびに寄るんだ!!」
とシラトは胸を張って自慢げに話していた。
そういうシラトは、なかなか可愛いもんだ♪
メイもきっと同じことを思っているんだろう。
シラトの頭をニコニコしながら撫ぜ回していた。
そして先輩もシラトくんに癒されたのか、顔がニコニコしてますよ?
おはようございます。
{コインについて}
黒貨って言うのは私の想像でした。
銅貨、銀貨、金貨だけではちょっと不安だったものでつけたしました。