町へ・・・の一歩手前です。
おはようございます。
いつも読んでいただいてありがとうございます。
今回は、ちょっと長めになってしまいました。ダラダラ文が苦手な方
ゴメンナサイ。
ひと騒ぎした後は、朝食。
相変わらず、料理の上手な光耶ちゃん。
こっちの材料で創作和食作ってるよ!
今度、教えてもらおう♪
それにしても、朝から和食。
しかも、ご飯まで・・・。
朝から、こんな完璧な朝食久しぶりだよ!
やっぱ、お兄ちゃんも日本人なんだね?
身長は、日本人離れしてるけど・・・(汗)
隣に座ったメイを見てみると「何これ!?」
ってビックリしてたから、「これは、和食っていうんだよ。あっちにいるときは、
私こういうの主食だったんだ。」
そういったら、もっと驚かれた。
皆集まり、「いただきます」をするとメイがまたまたビックリ!
ははっ、でもこれって私いつもやっているはずなんだけど・・・。
こういうとこで、国の違いって出てくるよね。
メイに「だいじょうぶ?」って聞くと
「うん、平気。なんかこのお屋敷だけ別の国みたいね。」
って言われた。
すると、
「確かにそれはあるかもね。」
「俺自体日本人だし、生活スタイルをこっちの国に無理に合わせたくないって言うのもあるし、
夕美には普段外で気を張っている分、この家に来たらのんびりしてほしいからね。」
それを聞いたメイは、「良かったね」ってほほ笑んでくれた。
「うん!」
「お兄ちゃんも、ありがとう。」
「どういたしまして。」
「ほら、早く食べないと・・・町へ買い物へ行くんだろ?」
「はーい」
そのあとは、黙々と食事をしてどうにか食べ終わり、一休み。
すると、先輩から声がかかった。
「ねぇ、今日2人で町へ出かけるの?」
「そうですけど・・・。」
「2人だけじゃ危なくない?」
「いや、別に。」
「そうだ、私も一緒に行くわ!良いわよね。」
「先輩は、とりあえずお兄ちゃんに聞いてみてください。」
すると、お兄ちゃんがちょっと困った顔をしながらやってきた。
たぶん頼みこまれてんだろうな~。
「今、メイちゃんの弟さんに連絡したからちょっと待っててくれる?」
「本当は、俺が行くのが良いんだけど・・・」
「(あの馬鹿王子に呼び出しくらってるし・・・くそっ!)」
シラト君が来ると、「呼び出してごめんね」
とお兄ちゃんとシラト君が話始めた。
「イエ、別にかまいませんがどうかしました?」
「ちょっと、護衛をお願いしたいんだけど。」
「護衛?俺なんかでいいんですか?」
「あっうん。ただ男がいたほうが安心でしょ?町歩くのに。」
「やっぱ、心配性ですね~。町ぐらいよっぽど変なとこ行かなきゃ平気でしょ。」
「君の大切なメイちゃんも一緒だけど(笑)・・・。」
「護衛お受けします!!」
「相変わらずだね~」
「お互い様です!」
「あっ、ちなみに今回は、王子の大切な人も一緒だから宜しくね♪」
「もしかして・・・だから呼ばれたんでしょうか。」
「当たり!だって何かあったら俺の責任になっちゃうじゃん。いくら本人から言いだしたことでも」
「はぁ~、解りました。」
「日当払うからメイに町で何か買ってあげれば?」
「ありがとうございます♪」
「あの~お話のほう終わりました?」
「あっ、ユミさんお久しぶり!」
「この間はありがとございました♪」
「お兄ちゃんとシラト君って知り合いだったんだ。」
「あぁ、ユミの事宜しくってお願いしに行ったんだよ。」
「一体どこまで言いにいったの?」
「忘れちゃった☆」
はぁ~
「それで、シラトと仲良くなって時々ね。」
「そうです」
「そっか、よかった♪お兄ちゃんの事宜しくね」
「はい。」
「あっお兄ちゃんシラト君に先輩の事紹介しなくて良いの?」
「そうだね」
「麻耶さ~ん、ちょっと来てくれる?」
「こちらマヤさん。王子の婚約者だよ。」
「へぇ~この方が。いまはまだ非公開なんですよね。」
「そうなってるね。」
「解りました、今日一日護衛を務めるメイの弟のシラトです。宜しくお願いします。」
「こちらこそ、宜しくね。」
紹介を終えて町へ。
町へは、徒歩30分。
お兄ちゃんのお屋敷からはそんなに離れて無いらしい。
この屋敷って結構好条件な場所に立ってるんだね~♪
行くときに、お兄ちゃんからこの前渡したお金で皆でご飯ってわけにもいかないだろうから
これでご飯食べてね☆ってまたお金渡された。
めちゃくちゃ甘いお兄ちゃんでした。
「いってきま~す。」って言うと、
「変なおじさんやお兄さんについて行かないようにね。お菓子諸々とかもらっても駄目だからね~~。」
「あと、変な暗い道とかに行かないようにね!」
など、注意事項がわんさか飛んできた。
最後にやっと、「じゃ、行ってらっしゃい」
と、送り出してくれた。
屋敷でのんびりできたけど、出発で疲れた気がする・・・。