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6/12

4~5日目

 彼らの交渉などを行ったことで、一日がかりの作業となり、都市に戻った時は、夕刻だった。


 二人で、ホテルの前に戻ると4人が仲良く談笑していた。

「ただいま。

 みんな、どうだった」

 各々がいろいろなスポットを回り、美しい風景を共有し、共感し楽しんだようで、報告したいようだった。

「じゃ、夕食をみんなで食べながら、続きの話を聞こうよ」


 ヒビキの提案を聞き入れ、近くの酒場にテーブルを囲むように陣取り、乾杯をすると、

聞いてほしい気持ちとは裏腹で、同調してくれるであろう、朝と同じペアで隣同士で座ると、仲良く楽し気に会話し始めた。


 ヒビキも付き合ってくれたリイナに感謝を述べながら、話始めた。

「お腹空いたね」

「そうね、昼抜きだったもんね」

「お疲れ、そして、ありがとう、リイナ」

「いいのよ。

 わたしは、好きで付き合ってるんだから」

 ヒビキは、嬉し気に話すリイナに、本当に彼女と出会ってよかったと心の底から思っていた。

 今日の出来事のやりとりを話していると、3グループがお互いに話し合ってるだけで、共有などはしていなかったが、楽しい時間は、あっという間に、過ぎていき、その場で、解散になった。


 ヒビキは、昨日と同じ豪華なホテルに泊まると、疲れの為、二人、ハヤテとニューイシを置いて、とっととベッドに横になり、直ぐに眠りに陥った。


 ハヤテは、朝を迎えると、ヒビキを起こすため、荒々しく揺さぶった。

「ヒビキ、おはよう。

 大浴場に行こうよ」

「あいあい」

 まだ、半分ねぼけているヒビキは、適当に相槌をうっていたが、

 隣で眠るニューイシは、昨日と同じように、まだ、酒がぬけていないようで、起きそうになかった。


「じゃ、二人で行こうか」

 ヒビキとハヤテは、昨日と同じように大浴場に向かい、直ぐに着替えると、大浴場に向かっていった。その頃になると眠気は全て吹き飛んでおり、お互いの背中を洗いあうと、人がほとんど遣っていない温泉に肩まで入った。


「いい湯だねぇ」

「だなぁ」

「で、昨日は、楽しめたの?」

「うん、ヒビキくん、ありがとう」

「そうか、それは何よりです。

 今日は、何かしたいことある?」

「せっかくだから、冒険をしてみたい」

「わかった。

 この後、王都を抜けて、迷宮都市に行かなければならないから、

 その時に、ダンジョン攻略をやってみない?」

「うん、いいねぇ。

 戦闘のやり方教えてくれる?」

「当然!!

 任せてよ!!!」

「ありがとう、ヒビキ」

 ヒビキとハヤテは、早々に会話を終えると入ってくる冒険者たちを、じっくりと観察してぼせるまで、

目の保養に勤しんだ。


 部屋に戻り、ニューイシの両肩を掴んで、起き上がらせ、部屋の外にでたが、女性陣はまだでていなかった。


 半時ほど経つと、しっかり化粧をしていつもとは違う清楚な服装をした由香里(ユカリ)が現れた。

「ジョルジュ、おまたせ」

「おはよう、ユカリ。

 みんな、僕たちは、モンテリンクに戻るよ」

「どういうこと?」

 奈々(ナナ)が代表で話を聞くと、ジョルジュ(ニューイシ)は、親に紹介をするため、モンテリンクに戻ることに決めたようだ。


 奈々(ナナ)は、由香里(ユカリ)との別れを心底悲しんだが、彼女の幸せを考え、これまでの付き合いから、笑顔で別れることにした。


「じゃ、元気で」

「お互いにね!」


 二人が泣かずにしまいとしたが、結局は、できず、由香里(ユカリ)の化粧は崩れ、二人とも、泣きながら別れることになった。


 時間が近づき、魔馬車に4人で乗り、、ジョルジュ(ニューイシ)由香里(ユカリ)は、見えなくなるまで手を振った。


 ハヤテは、泣き崩れている奈々(ナナ)を抱き寄せ、彼女の気が済むまで、胸を貸し優しく頭を撫でていた。


 数刻も立つと、ヒビキが行っていない迷宮都市に辿り着いたが、奈々(ナナ)が失意のため、降りる気配が無かっため、4人ともその場で座って待つことにした。


 いつしか、魔馬車から出ていった冒険者たちが、全員揃うと王都に向けて出発した。


 奈々(ナナ)は、魔馬車の揺れと撫でられたことで、そのまま、ハヤテの膝の上で安心して眠ってしまい、そんな奈々(ナナ)をハヤテは、愛おしく見つめていた。同じように、そんなハヤテをヒビキとリイナが、見つめていた。


 夕刻前に、王都に到着すると、宿をとり、二人を置いて、リイナとヒビキは、王城に向かった。


 王城の門番に、魔術師の雇がないか話をすると、可能性はあるということだった。

 ペテさん宛に、雇われたい魔術師がくることを伝えて、その場から立ち去った。

「あれで、よかったのかしら」

「できることをするだけだよ」

 リイナとヒビキは、宿に戻ったとときは、夕刻を通り過ぎ夜になっていた。

 4人で軽く食事をとると、4人ばらばらの個室で一夜を過ごすことになった。


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