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波間

作者: タマネギ

誰も知らない心の、

揺らぎを記したら

気がつけば、

いつの間にか、

あまりに散らかった。


自分も知らぬ心の、

波間が出来るから

思いがけない

自分探し、

続けてきたけれど。


願いはなんだろう。

何が言いたいんだろう

書き始めた頃は

確か歌にしたくて、

あなたに伝えたくて。


行ったり来たりの

寄せては返りゆく波

高まりそして崩れて、

バランスを欲しがる。



思い出そうとしても、

思い出せない日となり。

すぐに浮かんで

くるのが、

こぼれ落ちたのか。


人は七十年代、

髪を伸ばしていた。

戦争を知らすに

生まれて、

そこからのスタート。


願いはなんだろう。

何が言いたいんだろう。

語り出したとしても、

語りきれぬことばかり。

あなたに逸れていた。


いつまで、どこまで、

流れてゆく時の河。

溺れてそして沈んで、

そよ風を欲しがる。

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― 新着の感想 ―
年末、新年と落ち着いてものを考える時間がなく、皆さんの作品もあまり読む時間がありませんでした。そうしたらあっという間に二月。時はながれ、「いつまでも、どこまでも 流れていく時の河。溺れて、沈んで、そよ…
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