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試練・さらなる成長のために〜メルの場合〜

前回のあらすじ

鍛錬開始!

達魔は魔法と武器、そしてスキルの鍛錬をしていた!

達魔が武器を使いこなす鍛錬を行っていた頃、メルは魔法の書物を読み漁っていた。

「もっと、戦えるようにするんだ……

 いっつも守ってもらいながらなんて、ずっと上手くいくわけがないから……

………わたし一人でもなんとかできるように……!」



いつも達魔や、ソイル、ブレン達に助けてもらいながら魔法を発動していた。

だが、いつか戦う天使の軍勢に、それが通用するのか?通用したとしても、皆にかかる負担は相当なもの。

それに、達魔に何かあったときに、自分が守れるようになりたいと、思い至ったのだ。



「……あった!この魔法みたいなものがあれば、達魔を守れる……!それに、これも使えるし、あと……」

そうして、条件に合うような魔法を探し出し、発動する鍛錬を始めた。







数日が経った時には、

「【魔法剣】!いきます!」

「…………!」

「【魔力バリア】!

 からの……【魔法ナイフ5連】!」

魔力で剣やナイフを作り出し、戦うようになっていた。

「………!………!!!」

「【マジックパリィ】!

 【ハリケーンスラッシャー】、【バーニングブラスト】!」

魔力によって敵の攻撃を弾き、突風の斬撃と爆炎の砲撃で戦闘シュミレーションように作られたホログラムの天使を撃破した。




「やっぱりこのスキルだけですごく変わったなぁ………【並列思考】。」

魔法剣などを使う中で他の魔法を使うのに苦労していたメルは、思いきって【並列思考】のスキルを習得した。その結果、魔法剣で戦いながら強力な魔法を発動できるようになったのだ。






しかしながらメルの鍛錬はこれだけではない。

「……【魔法ナイフ】……【魔法ナイフ】………」

ステップを踏みつつ、魔術ナイフを連発する。それらは全て、的に当たって破壊する。

十発、二十発、三十発、四十発、五十発当てたところで終了した。

「よしっ、パーフェクト。一発も当たらなかったし、外さなかった。」

そう言った彼女の後方には、何本もの矢が刺さっていた。




回避しながら魔法を当てる。それがこの鍛練の目的だ。


最初こそ矢に当たりまくったりナイフを外しまくったりと、散々な結果だったが、毎日続けた結果、最近はパーフェクトをたたき出すことも多くなった。

(無論矢は当たったとしても怪我はしない、刺さるようなものでもない)



守られなくても避けて、ガードして、パリィして高火力な魔法を叩き込む。

メルの戦い方はどんどん完成に近づきつつあった。

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