表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

45/167

普通に営業する

 奇襲コント更新という意味の分からないことをしてみます。



 昨日もさ、普通にお風呂入って晩御飯食べて、うん、普通に寝たはずさ。……。えーと、なんでボクみんなにエッチなこと要求されたの? ボク女の子だからね。できないよ?


 えーと、なぜ要求されてるのかが分からないんだけど?


 友達はまあお遊びと言うレベルならわかるんだけどなんでクラリスさん、魔王さん混ざった?


 ボク男の子ならすごい幸せなんだけど女の子なんだ? ごめんね?


 朝はゴリラ美容で可愛くなるよ。きゅるん。……なんだよゴリラ美容って。毎朝ツッコんでるよ。なんか可愛さがワンランクアップするんだ。スキルだから仕方ない。


 あとクラリスさんが魔王なのに毎日のように店員頑張ってくれてるのボクどうツッコんだらいいか分かんないんだけど。世界を支配しろとか言う? ダメだなそれ。ボク世界の半分では足らないよ?


 平和を愛してそうだしこの魔王。リンゴもお母さんとラブラブなのはなんなの?


 嫉妬はしないよ? ロバは嫉妬してるけど。セレナとラブラブすれば? え、捕食者? それも愛! てダメ? セレナと非常食が著しく仲が悪いの謎なんだけど。先祖様からの因縁? ボクそのお話好きだけど非常食って最後まで食べられなかったよね? 仲が良かったんだよ、伝説の魔法使い様と非常食。名前が終わってるけどね。まあ旅に必要って意味では非常食っていい名前なのかも知れない。間違いなくいい名前ではない。


 あのお話だと魔王様はよみがえって魔法使い様とパーティーしたんだけどそういえば非常食はあのパーティー参加したのかな? こっそりしてた気がする。うちの非常食は肉も食うし。ロバ自重しろ。草食獣なんだから肉食うな。え、ロバって草食だよね? うちのロバ雑食だけど。狼も本来肉食なのにうちでは雑食だから仕方ないな。


 ハンバーガー積むか。また奴が来た。メルフィーナ子爵。なんでボク彼女にハンバーガー積む変なクセができたのか分かんないけど? お肉好きなんだもんハンバーガー積むよね。まあいいか、ヨダレ垂らしてるし。ハンバーガー中毒? 黄色い妖怪だったりする? 衣装はエンジ色だけど。


「ハンバーガーください」


「知ってるから! それを注文するの知ってるから! 積んでるから! もう積んでるから!! もっと積もう」


「こんなには持って帰れないから食べていい?」


「イートインスペースもあるから食べて! あと貴族台車用意するものだと思ってしまった。マダムのせいで!」


 なに現象だよ。たっぷり食べなさいよ。もっと積むけど? そもそもただなんだよなあこれ。魔力不使用で積みまくれる。このスキルが謎すぎる。


「大事な話があるんだが」


「だよね。わざわざ子爵が出向いてきたんだから。なのにハンバーガーかじるな。積んだけども!」


「ダンジョンを攻略してほしい」


「うーん、ボクもするべきかなって思ったけどこの店の状況見てね? もう全員倒れそうなブラック企業状態だよ?」


 なんでこうなった。あのね、楽しいお話を進めよう? なんでブラック企業物語になってるの?


 さらに意味が分からないのはお姫様のスージー様をなんか招くことになったらしく、セレナとアイリスら数人が王都に向かったんだ。モアリースト司教がなんかにやにやしてた。ハンバーガーを積んでやろう。ロンさんもペリテー伯爵の使いみたいで一緒に行った。ホットドッグはたくさん渡しておいた。


 つまりさ、みんなで出掛けたからもうボクには今できる手がないんだよ、っていうか最初からボクしかパン出せないや。


「お金とか権力の問題ではないな?」


「分かってるんなら無茶ぶりやめてほしいけど実際ボクダンジョン攻略は興味ある」


「お前自分からブラック企業に突っ込むタイプではないか?」


「そうかも知れんな」


「なぜ偉そうに言った。まあならダンジョン行け。この店はしばらく休め。メンバーは、」


「んー、かなりいいメンバーそろってるぅ!」


 まあセレナとか何人かは王都行っちゃったけどまだバンパイア真祖のエリメータさんとか鬼子母神のダンロとか魔王クラリスさんとかその娘のリンゴとか手札が一杯ある!


 狼やゴブリンのファミリーもいる!


 どうしよう、スライムとかロバがレベル100超えてるの! もうなにもこわくないわ!


「ヤバくないお前ら。え、私対処できないけど? 勇者で子爵なのに」


「メルフィーナ子爵はその緩い感じでずっといていい気がするわ。ハンバーガー積んどくね」


「これ食べてたらすごいレベルアップしてるんだけど大丈夫なのかな?」


「暴食系の人だ。このスキルの一番の欠点が食べられなくなることなのに味方に暴食系スキル持ちが多い!」


 ボクのレベルアップはままならないけど周りがすごいレベルアップするんだよね。いやボクパンを出したらレベルアップするわ。


 でも周りもすごいレベルアップしてるから。スライムとか魔王の娘とかロバとか子爵が。え、子爵一緒にダンジョン行こうよ? ハンバーガーは積むからさ。子爵をハンバーガー中毒にした責任とらないと! メルフィーナ子爵は可愛い系だからなー。


 ハーレムメンバー? そんなつもりはないけど? 本人もハンバーガー積んどけばオーケーだし? なんで子爵とハーレム? ボク女の子なんだけど? 逆に制限がない?


 しかし本格的に忙しくなってきたな。うちのダンジョンもしっかり三階層までゴブが掘ってくれてるけどまだまだ深くなる予定で、それはゴブたちに任せるとして、ダンジョンかぁ。


 スージー王女殿下もお迎えしないとダメだしやること多いなー。まずは敵のダンジョン攻略か。


「とりあえず私がルーフィアのハーレムに入るのはいいとして」


「いいの?!」


「まあダンジョンに潜るのは無理かな」


「うん、それはいいよ別にでもハーレムに入らなくてもいいんだメルフィーナ子爵は貴族で忙しい人だし魔王クラリスもハーレムにいれた覚えないのになぜか濃厚に迫ってくるけどそう言えばリンゴは勝手に体を許すとか言ってたけど実はリンゴって王女様なわけだしまだそういう関係じゃないよ?」


「息継ぎをしないで言いきったな」


「言っとくけどボク女の子ハーレムすごい不本意なんだよ? 可愛いからいいけどさぁ。下手したらゴリラのミドリちゃんやロバの非常食までボクのハーレム要員って言われかねないんだよ。あまつさえゴブ吉も!」


「全部メスだし子供できないからよくないか?」


「そういう軽やかに問題をかわしていくと見せかけてなにも問題を解決しないメルフィーナ子爵の姿勢大好き!」


「まあルーフィアの妻の一人だからな」


「妻にした覚えないからあ! 立派にコントしやがってこの女ハンバーガー積んでやるわ!」


「思うにこれで洗脳されてコント癖がついてる気がする」


「たぶんそう!」






 面白いな、って思ったら、ブックマーク、評価、感想をよろしくお願いします!


 評価は☆☆☆☆☆→★★★★★でお願いします! メルフィーナ子爵って面白くないことを面白いタイミングで突っ込むな?! 大好き!



評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ