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殲滅のルーフィア

 今日の二話目です。


 ルーフィアが大暴れ。……いつもだ?!



 本命のボクが蹴散らしてくれる。惨敗をおごってやろう!!


「なんだあ、人間ごときがこのグレーたげぺッ!?」


「雑魚が、つまらん能書きはいい。かかってこい!」


 開幕、顎から頭蓋骨まで下からのスイングで叩き砕く。一瞬引いたグレーターデーモンたちだが立ち直って魔法を放ってくる。ボクはたくさんの魔道具に魔力を好きなだけ吸わせて受けきる。


「む、無傷?! あごぱあッ!?」


 こめかみを抉るように右からフルスイング。脳ミソが弾け飛ぶ。そもそもおせえ。威圧のために食らってみせてやったが威力もしょっぱいし躱すのも簡単だ。ちなみにボクは右手も左手も使えるよ。両刀使い? ある意味あってる。


「魔法も使わずにグレーターデーモンが駆逐されていくであります?!」


「素晴らしい」


「……強すぎます」


「おらあっ!!」


 こいつらくらいなら楽勝だけど四天王でもまあまあ大変な相手だね。まあ四天王はみんな変身できるらしいけど。魔族の種族スキルみたい。クラリスさんやリンゴも第三形態まであるらしい。


 ボクも変身できるけど。水の衣とか。使わないけどね。


「くらええ!!」


「食らわんが?」


 グレーターデーモンはどこから湧いてるのかまた増えてきた。すこーし本気を出すか。魔法攻撃や爪の攻撃をヒラリヒラリと躱していく。


「オッラァ! オラオラオラオラオラオラオラ、オラアッ!!」


 右、左、前、下から、足払いも混ぜて、正拳突きィ!


「ギャピッ!?」


「ぐぼああ……」


「あごぶしゃっ!」


「ひ、ひい、ひえええごぱっ!!」


「プチィッ!!」


「グレーターデーモンがゴミのようだ……」


「人ならざる力でありますな。正に英雄であります!」


「追撃、残党を討ちます」


「真面目ですねえ」


「拙らも行くであります!」


 さあて、この奥に強そうなのがいるな。人を襲ってるデーモンはピンポン玉大の堅パンのスローイングで片付けていく。パコン、ズパン、ドゴォ、とまあデーモン以下ならこれで十分だ。


 雑魚デーモンのむこうで震えてたグレーターたちを攻め滅ぼす。魔法がなけりゃオーク程度の敵だ。


「なに引いてんだよ、グレーター!」


 一匹ずつ殲滅するのも面倒なので先頭のやつの頭蓋骨を掴んで振り回し、投擲とうてき。一回に五匹ほど蹴散らした。


「ひいいいいいっ!! 聞いてない! なんだあの化け物はあ!!」


「こっち来ないでえ!!」


「魔界帰るう!!」


「召還したやつ殺してくるう!!」


「ちんたらやってんじゃねえぞ! 攻めてきたんだ、責任取って死ねえ!!」


 ばこんばこんと殴り飛ばしていく。逃げるやつに当てたりもする。戦意は完全に挫いてるな。


「悪魔がいますであります」


「確かにいますねえ。ん? どっちです?」


「……光の精霊が誤認しています」


 ちょっとひとりで暴れすぎたかもしれない。さてと、親玉はどこかね? みんな散開~。


 アークデーモンとセラフィムと精霊将がそれぞれグレーターデーモンを蹴散らしはじめた。闇を凝縮したような大鎌を振り回しガツンガツンと首をハネていくアークデーモン、ローランド、光の弓から無尽蔵に矢を放つ熾天使ティファナ、光線の砲弾で一匹ずつ焼き払う精霊将シルフェイス。強いなぁ。四天王より強い。四天王の方がパン屋には便利だけど。


 ボクは敵のボスを索敵している。雰囲気からしてアークデーモンだろう。ロードとかエンペラーは出てこないらしい。悪党って本当に逃げたり隠れたり好きだよね。


 そう言えばニターナの元宰相のベレベとかどこかに潜伏してるんだろうし、どこかで戦うことになるんだろうなぁ。敵が強くなり、数も増えていく。ボクにできるのはパンを売り続けることだけだ。戦闘訓練しないの? 暇がないよぉ。


 さて、逃げるグレーターデーモン(笑)を追いかけていくと一際ひときわ大きな闇をまとうデーモンがいた。あれが今回のボスね。何発めに死ぬかな?


「ちっ、ローランドか!!」


「おやおや、小物が暴れていると思えばあなたでしたか、ジェリドさん」


「小物だとォ!!」


「うわー、ほんとだ小物っぽーい」


「取るに足りない人物であります!」


「……雑魚?」


「き、っきっ、きっ、」


「モンキー!」


「ウッキー!!」


「猿でしたか。小物よりましですかね」


「微妙であります」


「おさるさん。ちっちっちっ」


「ウッキー!! ウッキー!!」


 すごい切れやすいみたいだね。みんな煽るなぁ。ボクが倒すから退いててね。


「おっらあ!!」


「ふん!!」


 お? 攻撃が体をすり抜けた。幽霊みたいな?


「ふはははは、私に物理攻撃は効かん!!」


「ふーん。これはどう? オッラア!!」


「きかぶぎゃらぱっ!?」


 はい、今度はワンスイングで吹きとんだぁ。種も仕掛けもございます。辺り一面水浸しになってアルコールの香りが立ちのぼる。


「な、なぜ?」


「聖水ぶっかけようかと思ったんだけどもっと良いのがあったからメイスに染みさせてみたよ」


 ウエストポーチからコップを取り出してその液体を取り出して呷る。んー、効くねえ。


「そ、その酒はまさか神酒……?」


「大当たり! おごってやろう!!」


 バシャバシャとデンジャラス放水。霊体と言ってもデーモンは魂はあるんで神の位置から攻撃を仕掛けたら回避しようがない。幽霊が溺れているよ。


「とっても贅沢であります! 拙も飲みたいであります!」


「いいですね。私もこの戦いのあとでいただきましょう」


「……美味しいの?」


「ごばっ!! がばばっ!!」


「神酒って体力とか回復しちゃうから溺れないねえ。殴って終わりにしようか。四割」


「ひっ?!」


 うーん、こういう絶対防御系統のやつって極端に避けるの下手くそだよね。二、三発ぶん殴ったらフラフラになった。防御を貫通されたらお仕舞いなのに油断してるからこんな中途半端になるんだ。


「ちょっとは攻めたらどうかな?」


「くっ、くそったれ……死ねえ!!」


「はい、回避。実はボク、足は速いんだ」


「なッ?! 見えなかった?!」


 堅パンを敷かないと足が地面に埋まるけどね。埃も立つし。


「アークデーモンもピンキリだね。ローランドさんと比べたら弱すぎない?」


「彼は若いので経験が足りていないのですよ」


「そう、じゃあ地獄でトレーニングしてらっしゃい。おっらあッ!!」


「がぼんっ!?」


 顔面フルスイング。さようなら。


「結局ほぼルーフィア様だけで殲滅したであります?!」


 ほんとだよ! 働こうよ天使と悪魔と精霊!


 天国から見守ってなくていいのよ?!






 少しでも面白いな、続きを読みたいなって思ったら、ブックマーク、評価、感想をよろしくお願いします!


 評価はできれば☆☆☆☆☆→★★★★★でお願いします!_(:3」 ∠)_


 シルフェイスは未成年です。十四才。精霊に精神を支配されてますが素の部分もあります。





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