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村への襲撃

 今日も二話更新します!


 二話目は夕方になります!



 今回は悪魔も大量に参戦している。ブレアが召還したのか?


『それがですねえ、この前逃げ出したデーモンがアークデーモンやデーモンロード、デーモンエンペラー辺りを召還したらしくてですなあ、我の制御下にはありませんのでぶっ潰してくださあい!』


 だから良いのかよ。あとナチュラルに話しかけてくんなブレア。


 村はたくさんあるからカバーしきれないが悪魔に襲われている村を放置もできない。部隊をさらに半分に分けて拠点の町に村人を移らせる。中にはそこそこ大きな宿場町もあった。ボクたちで乗り込む。


 騎士のみんなに避難誘導は任せよう。町の北で火の手が上がっているのでボクはそちらを目指す。また惨劇が起こっている。許さない。


『シルフェイスさんは援軍に派遣しますから協力してくださると有り難いですなー!』


 味方か、まあ本当はブレアたちは原典派でおんなじ派閥なんだよなあ。過激派だから協力しないだけで。対悪魔については協力するか。ブレアより最低だからな。


『実験材料が減ると困りますでな』


「ブレア二十発追加」


『なにがですかな?!』


「タイキック」


『やめてくださいおけつが死んでしまいます』


 動機は不純極まりなかった。まあ悪魔どもの方が不愉快だからな。今は気にするまい。ブレアのおけつは二つに割れるであろう。


 レッサーデーモンやデーモンを駆逐していると悪魔同士が戦っているのに出会(でくわ)した。不思議に思って見ているといやにイケメンな悪魔がこちらに気づいた。飛んでくる。見た目は魔族そのものだが瞳がない。紫のローブをまとい木の杖を携えている。


「カエデ女王国、ルーフィア陛下とお見受けいたします。私はアークデーモン、ローランド。以後お見知りおきを」


「う、うん。なんで同士討ちしてるのかな?」


 ローランドと名乗ったアークデーモンは片ひざを突き、実にビシッとした挨拶をしてきた。


「デーモンにも我らのように女神の使命の元に動くものがいれば、賊と変わらぬこやつらのようなものがいます。よって我らが粛清を行っているところであります」


 なるほどね、人間にも帝国があるみたいにデーモンにも悪党の派閥があるわけだ。デーモンも人間臭いなぁ。


「女神の名の元に、我らを陛下の麾下にお加えください」


「いいの?」


「女神の寵愛を受けし陛下の元で戦うならばお許しくださいましょう」


「頼もしいね、よろしく。ヒレカツサンドイッチ食べる?」


「いただきます……。う、うまい!!」


「飲み物はなんにする?」


「緑茶で」


「好みが渋い!」


 いやあ、良いタイミングで強兵が手に入ったよ。デーモンを蹴散らしていきますか。


「敵と味方を判別できるようにできない?」


「可能です。味方のオーラは青く見えるようにしましょう。……はあっ!」


 ごわっ、と戦場全体を波動が覆う。すごいな、悪魔のスキルって女神のシステムを介さない感じだ。


「お待ちなさあーい!!」


「うわ、またなんか来た!」


 空からなにかが降ってきた。白い三対の翼に天使の輪……。白銀の髪に金の瞳。そして見慣れたオレンジとクリーム色のコート。


「なんか、とはヒドイであります! 拙は熾天使ティファナと申します! ご配下の皆様の末端にお加えください!!」


 ここに来て続々と女神様の眷属が集まりだした。やっぱりこの悪魔の群れ相当に嫌われているらしい。ボクも嫌いだよ。


「みんなで協力するなら良いよ。苺クリームサンドをあげよう」


「おいしいでありまあす!」


「飲み物は?」


「ドクダミ茶をホットでお願いいたしますであります!」


「臭いよ?!」


 天使もかなりの人数が降りてきた。二百はいるな。デーモンは格が落ちるけど五百くらい。これにブレアの秘密兵器、ボクが押されるシルフェイス。無敵でしょう!


 ただむこうのデーモンが万を超えてるけどね。


「雑魚などいくら集めても同じでありましょう!」


「同意ですね」


「ターゲット、デーモンを確認。敵対個体のみ殲滅します」


「おっしゃ、いっちょやるか!」


 村は他の部隊に任せて、ボクらはこの町を襲ってるデーモンの本隊を叩く!


「ティファナ軍先攻しますであります! 『光あれ』」


 ティファナさんの背中の三対の羽から無数の光線が放たれた。クラリスさん並みじゃない? 光は天使の方が専門家か。


「オレンジお姉さんに許可取ってるのかな?」


『好きにしていいわよ』


「オレンジお姉さん出た! まあ使わせてもらいます!」


 オレンジお姉さんの許可も得たし、敵のデーモンエンペラーを撃破するまでは付き合ってもらいましょうかね!


 しかしどんどん戦況がややこしくなってきたな。ハングリー伯爵と敵デーモン軍が繋がっていたら楽なんだけど、わからないな。


「ゴブ吉部隊、露払い!」


『らじゃ!』


 天使軍の広域攻撃で散らしたデーモンたちをゴブ吉たちが次々各個撃破していく。相変わらず見事な連携だが、レベルも上がり進化もして、さらに深まっている。


「……ゴブリンはあれほど精強でしたかね? デーモン軍、追撃!」


 そこに空からデーモンたちが討ち残しを潰していく。うーし、行くか。


「騎士隊、仕上げるぞ! 突撃!」


『うおおおおおおおおおおおおおおおお!!!』


 ルーフィア部隊は精鋭揃いだよ!


「報告します! 前方にグレーターデーモンが数十体出現!!」


「遊んでくるかね!」


 全軍を置き去りにして突撃。ボクが、破滅を、おごってやろう!!


 いやにマッチョで下半身が水牛のような悪魔がハンマーを振り上げる。


「おっせえ!」


「がぼふっ!?」


 腹に重い一撃。お、死ななかったな。二割入れたんだが。グレーターは伊達じゃないってか?


「三割!」


「あばかあっ?!」


 こめかみを左から横殴り。あー、頭蓋が吹き飛んだ。やり過ぎたな。


「聞きしに勝るとは正にこの事か……」


「さすが天上の御方様に愛された娘!であります!」


「グレーターデーモン、捕捉。ライトニングカノン」


 おお、シルフェイスは閃光の魔法で一匹倒したな。……ブレアの研究が一気にヤバい水準に差し掛かってるな。もっとパンを売らないと……。なんだよパンを売るって。強くなれるけどぉ。


「負けてはいられないので有ります! 『天に御座(おわ)す御方様よ、ご笑覧あれ! 太陽の娘は歌い、光は地を満たす!』」


 おお、グレーターデーモンが数体まとめて消えた。クラリスさんの殲滅の光を部分的に使った感じだね!


「ふむ、面白い。『星の子である我らは法の番人なり。ひれ伏せ下郎』」


 こっちはデーモンの上位種として無理やり送還する感じかな? やはり十数体グレーターデーモンが消えた。やるわ、さすがだわ。


 さて、じゃあ本命が行きますかね?






 少しでも面白いな、続きを読みたいなって思ったら、ブックマーク、評価、感想をよろしくお願いします!


 評価はできれば☆☆☆☆☆→★★★★★でお願いします!_(:3」 ∠)_


 戦いは新しいステージへ。


 ティファナさん、やっておしまい!


「ご、ごろりんこであります!」


 さすがに熾天使のごろりんこは見事であります! 翼が邪魔そう!



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