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さよなら
・
白い顔に美しい化粧をして
静かに静かに微笑んでる
線香に紛れて届く最期の香りが
やけに鼻につくのは
死んだ証なのかな
あなたの正義に僕を入れて下さい
響く造花の香り
あなたの正義に僕を入れて下さい
どうしてだろう
涙が流れないな
・
白い顔に美しい化粧をして
静かに静かに微笑んでる
線香に紛れて届く最期の香りが
やけに鼻につくのは
生きた証拠なのかな
あなたの正義に僕を入れて下さい
香りが混じり合って
あなたの正義に僕を入れて下さい
どうしてだろう
涙が流れそうだ
・
あなたの正義に僕を入れて下さい
香りがあなたを示す
あなたの正義に僕を入れて下さい
どうしてだろう
涙が溢れ出した
あなたの正義に僕を入れて下さい
もう何も香らなくて
あなたの正義に僕を入れて下さい
どうしてだろう
涙が止まらないな
あなたの正義に僕を入れて下さい
あなたの正義に僕を入れて下さい
あなたの正義に僕を入れて下さい
・
美しい顔のあなたに
幾本もの線香を捧げる
煙に乗って遠のくあなたは
やっぱり生きていたんだね
この涙があなたじゃなければ
きっと僕は笑うけど
この涙はあなたのものだから
僕は笑顔を見せるんだ
あなたの正義の中で
まだ沢山話したかった。




