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2話以降は紹介です。

・時代感

京に都ある時代。建物の感じとか、服装とか。


・鬼

人が居ない場所でひっそり生まれ、近くを通った人を襲う。

特徴は、どれもが何かしらの角を持つ。


流人ナガレビト

鬼を払うことができるカタナを持つ人々。


・流派

流人それぞれが所属する団体みたいなもの。勿論、その流派独自の構えとか得意な戦法がある。


・カタナ

流人の心技体が揃った時、その者に合ったカタナが現れる。

普通の武器では鬼は殺せず、カタナでしか鬼は殺せない。

カタナには変わった能力を持つものがある。


・桜花一閃流

桜花を始祖とする居合をメインにした流派。


・やりたいシチュエーション


少女は、自らの無力を呪った。

「フハハ。これでまた流派が潰える!私達の野望にまた一歩近付ける!!」


少女は、自らの愚かさを嘆いた。

「流人って奴は、同じ流派を大事にするんだってな?」


少女には、涙を流さず俯く事しかできない。

少女の前には自分の師匠と姉が磔にされている。


それでも少女には、耐えることしかできない。

なぜなら、彼女の手にはカタナが生まれたことがないから。


幼く、未熟な心を持つ少女には振るう資格が無いのだ。

師匠と姉がその命の期限を刻一刻と短くしていっても、力なき少女は押さえられたまま動けない。


ふと、少女の頭に雫が…。

その一滴は段々と増え、やがて土砂降りに変わった。


堪えていた少女の瞳も、決壊してしまった。

止めどなく流れる涙は、雨の中でも一際輝いてみえた。


その涙は後悔の証だから。

その涙は無力の証だから。


その涙と共に少女は走馬灯に近いものを見た。

それは、師匠に初めて会った日だ。


その時もこんな土砂降りの日だった。

少女と姉は、誓ったはずだった。


姉は少女を守る為に強くなると。

少女は悲しみを産まない世界を目指した。


姉は強くなった。

少女の誓いは漠然とし過ぎた。


姉はカタナを得た。

少女はあの時から進めていない。


姉は少女を守る為に力を振るった。

少女は姉に守られぱなっしだった。


そして、今回も姉は少女を守る為に、磔にされている。

少女の涙は未だに止まらない。

だけど、その顔は師匠と姉を見据えていた。


その涙は、輝いてるかのようだった。

なぜなら、それは成長の兆しだから。


少女は、姉を見た。

笑顔の姉を見た。。


少女は、師匠を見た。

いつも通り感情が死んでしまったような顔を見た。


少女の絶望は、少女の希望になった。

少女は気付いたのだ。


「簡単な事だったよね。」

「んだぁ?ガキ?」

「私が振るえば良いんだ。」

「だぁから、何をっ!?」

少女の手には何かが握られていた。


「ガキがなんで?!」

「私の妹ですから。」

「俺の弟子だしな。」

「やってしまいなさい。」

「やれ。」

「「小春!」」


少女、小春は、押さえつけていた二人を吹き飛ばした。

「な、何が起きた?!」

「知りませんか?カタナは生まれた時、力がちょっと暴走するんですよ。」

「あ、危な過ぎるだろ!!」

「そうですね。それより良いんですか?」

「ぐっ!!はやくそいつを捕らえろ!」

磔にされた師匠と姉の横に立っていた男がそう指示を出せば、周りの人間が一斉に小春を捕まえるために動き出した。


「桜花一閃流が流人、小春。」

立ち上がった小春は、自分の左足を後ろに下げ右足を軸にして身体ごと捻るように左足を回転させた。

「銘は、伸撃抜刀 無銘むみょう。参る。」

小太刀ぐらいの長さしか無いカタナでは、迫り来る敵を切ることはできない。


それでも小春は、自分の捻りを戻しながら抜刀した。

そして、磔にされている姉の縄を切った。


明らかに、カタナの長さに合わない距離で抜刀したにもかかわらず確かに姉の縄を切ったのだ。

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