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一輪の花と言葉

作者: Cielo

花はきれい。


誰もがそう想うこと。


だけど、花はきれいであり残酷だ。


花はいつまできれいに咲き続けるの?


永遠じゃないよね、それは人間も同じことを言えるんじゃないかな。


花にどれだけ愛情を込めて育ててもいつの日か枯れてしまう。


人間もたくさんの愛情を受け、どれだけ健康に気遣って生きてもいつの日か死んでしまう。


悲しいね。


でもね、時には言葉で枯れてしまう日が決まってしまうことがあるんだ。


「私の命は枯れるまであと1日」


花も人間も永遠ではないのだけれど、枯れるまでの間に花は美しく咲き、


人は自身の道を歩むことができる


本当に羨ましい。


私はまだ生きてから18年しか経っていない。


今ではもう涙は出ないけど、枯れる寸前になると悲しい気持ちと憧れの気持ちで心はいっぱいだ。


医師のたった一言の言葉で私の枯れる日は決まった。 それは3年前


初めてその言葉を言われたときは、涙が止まらなかった。 バカみたいに泣きに泣いた。


病室の窓から見える若い世代の人々が私を追い越してゆく、もっと勉強したかった。 


大学に行きたかった。 幸せな家庭を築きたかった。 



もっと、もっと生きたかった。



私の憧れの妄想ができるのも今日でおしまい。


最後に、私の夢はね綺麗なお花屋さんを開くことだったの。


美しく咲く花に囲まれながら笑顔でお客さんを出迎え、喜ぶ顔を見たかった。


私はベットの横にある一輪の花を手にとり、眺めた。


「花は本当に美しく残酷だなぁ」


彼女の手にあった一輪の花は枯れた。

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