28話 読めない文字
訪問した先のダンジョンマスターは1000歳を超えていた。ちなみにそれくらい生きれば絶対高位モンスターになっているだろう。高位モンスターはやろうと思えば国ひとつ滅ぼせる。つまり、かなりやばい人いやモンスターである。
ギリスさんに見せられた書類は古代文字で書かれていて読めないという今の状況。
私はどうしたらいいの?
「どうしましょう」
「どうしようか」
私はギリスさんの私室だろう貴族の部屋っぽい部屋に案内された。
ダンジョンの中を歩いた時見かけたほかの部屋よりも数段高級そうな部屋だ。
そりゃ、主の部屋だからね。うん。
それで、その部屋の高そうな椅子に座っている。
ギリスさんと向かい合って。
ギリスさんの後ろにいたモンスターはそれぞれの部屋?に戻ったのだろう。さっきのは出迎え?だったのかな。
「古代文字、もう人には読める人いないの?」
「いえ、大賢者様なら読めると思いますが」
「じゃあその大賢者って人呼ぼう」
「無理ですよ。王宮にいらっしゃるんですもん」
「そっかぁ」
ギリスさんは考える人、のようなポーズで考え出した。そっくりでなんか面白い。
「僕、今の文字知らないんだよなぁ」
地面が光り出す。光がおさまると中には管理用スマートフォンが浮かんでいた。
オトが転移してきたようだ。なんとオトにはどこでも転移できるという機能が着いているらしい。便利!
『話は進みましたか?』
「いいえ、実は・・・」
簡単に説明する。
『それくらいでしたら、私にお任せ下さい』




